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鉄道労組の高空籠城に続いてソウル・釜山で集団ハンスト

全国各地で強制転出に反対する抗議座り込み...「労組弾圧中断」を要求

チョン・ジェウン記者 2014.04.11 17:54

韓国鉄道公社の強制転出に反対する鉄道労組の組合員たちの抗議が続いている。

4月9日朝、イ・ヨンイク元鉄道労組委員長とユ・チサン元事務局長が 水色ソウル車両事務所の45メートルの鉄塔高空籠城に突入したのに続き、 同日オム・ギリョン労組ソウル地方本部長とソウル本部所属支部長、幹部40人ほどが ソウル西部駅で「強制転出撤回、故チョ・サンマン同志追慕」無期限ハンスト籠城に突入した。

[出処:鉄道労組ソウル地方本部]

10日からは強制転出対象組合員のソウル機関車乗務支部機関士3人が 水色ソウル機関車事務所の前で無期限ハンスト座り込みに突入した。

また11日にはイ・ヨンソク労組釜山地方本部長とシン・サンジュン組織局長が釜山駅待合室の1番出口で無期限ハンスト座り込みに突入した。 釜山本部所属労組幹部がリレー同調ハンストに参加している。

光州駅・益山駅・順天駅でも鉄道労働者たちが集団テント座り込みに突入した。

ハンストをしているオム・ギリョン ソウル本部長は 「公社は今回の強制配転を『人員不均衡解消のための最低限の措置』というが、 休日勤務と代替人員を投入しなければ鉄道業務が回らない程 人員不足に苦しんでいる」と話した。

転出対象者がいるソウル機関車乗務事業所と竜山機関車乗務事業所などは、 人手不足で実際に運用が不可能な状況だという。

鉄道公社は先立って 「ソウル車両事業所は2006年に労使合意で施行した用役結果により、 業務量163人のところに238人が働いており、75人(46%)超過していて 『2人の業務を3人が遂行』しているという代表的な放漫経営事例」と主張した。

オム・ギリョン ソウル本部長は 「あちこちで座り込みが行われる理由は、鉄道公社が労組無力化のために労使の団体協約にまで違反して不当な強制転出を強行しているため」とし 「朴槿恵政権は労組の無力化に続き、政権内でKTX分割民営化を推進しようとしている」と主張した。

オム本部長は続いて 「チョ・サンマン組合員が自ら命を絶つなど、強制転出は鉄道労働者の命を奪う措置なので、労組としては強く反対するほかはない」とし 「また、強制転出は鉄道乗客の安全とも関連が深い」と伝えた。

鉄道労組は11日 「鉄道公社のソウル車両事業所人員過剰(75人)の主張は虚偽」とし 「ソウル車両事業所は、人手不足で整備時期を過ぎた車両が何と96両も運行されていた」と説明した。

続いて「公社は頻繁な列車事故の対策として、日常的な人手不足を考慮して本社と地域本部人員で構成された 『定期検修作業チーム(TF)』をソウル車両事業所に派遣し、 2月8日から3月31日まで運営してきた」と主張した。

また「車両分野では、公社が労使の合意なく一方的な職務診断と人員算定用役を実施し、 2003年から着実に整備項目を減らして整備周期を大幅に延長した」とし 「現在、列車の軽整備人員は細切れにされ、 老朽車両の頻繁な故障や事故が急激に増え、列車の安全を脅かす水準になっている」と明らかにした。

鉄道労組は「強制転出は、組合員の生活圏と労働権を侵害し労働統制するための不法な行為で、 前に23日間のストライキ闘争をした労働組合に対する報復で、 2014年の下半期物流子会社設立などで鉄道を分割民営化するための事前作業だ」と主張した。

労組は現在、闘争指針により休日勤労拒否闘争を行っており、 公社は本社と本部の管理者を現場に派遣して対応している。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-04-14 00:42:37 / Last modified on 2014-04-14 00:42:37 Copyright: Default

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