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鉄道公社-鉄道労組交渉決裂、労組は今日ストライキに突入

鉄道公社、「懲戒、損賠撤回不可」などを最終案に提示

ユン・ジヨン記者 2014.02.25 10:51

鉄道公社と鉄道労組の2013年賃金および懸案交渉が結局決裂し、 鉄道労組がストライキに突入した。

[出処:チャムセサン資料写真]

鉄道労使は2月24日午後2時、5次本交渉を開いて賃金と懸案問題を議論した。 だが午後8時頃、鉄道公社が労組側に懲戒および仮差押え撤回不可などを骨子とする「最終案」を提示したことで交渉は紛糾した。

当時、会社は労組側に「ストライキ撤回」とともに「放漫経営正常化方案」を受け入れることを最終案として提示した。 「放漫経営正常化方案」は、勤続昇進廃止、退職金算定式変更、成果賞与金差別支給格差拡大、厚生福祉制度変更などの団体協約改悪を骨子としている。

また使用者側は「放漫経営正常化方案」の受け入れを前提に △2013年賃金の凍結 △懲戒最小化は不可 △仮差押え撤回は不可 △1人乗務は施行日が確定しており労使共同でモデル運行の進行検討は可能 △貨物出発検修の統合運営は施行するが必要な時に教育は行い、いわゆる計画配転(強制配転)は労組と協議はするもが施行するという要求を提示した。

鉄道労組は「本交渉過程で政府のいわゆる『放漫経営正常化』内容である団体協約改悪まで提起することで、労使の合意により対立を解決する意志があるのか疑わしい」とし 「協議なのに、崔然恵(チェ・ヨネ)鉄道公社社長は副社長を代表交渉委員に委任して、最後まで本交渉に参加しなかった」と批判した。

交渉が決裂したため、鉄道労組は計画のとおりに2月25日午前9時から警告ストライキに突入した。 今回のストライキには必須維持業務を除く鉄道労組組合員約8千人が参加する。

鉄道労組は「鉄道公社は、労組による25日の時限付き警告ストライキを『政治ストライキ』と糊塗し、『賛否投票などの争議手順を踏まなかった』と歪め、参加者への懲戒の脅迫を続けている」とし 「だが労組は2013年の賃金交渉争奪に関する争議行為賛否投票を行い、80%の圧倒的賛成で可決した。 鉄道民営化問題については、国会小委構成などの社会的合意による議論が行なわれており、また『政治ストライキ』云々するのは弾圧の口実にしようとしているに過ぎない」と声を高めた。

一方、鉄道労組はこの日、各支部別に総会を開いた後、午後3時からソウル市庁前で総力決意大会を開く。 午後4時からは国民ストライキ本大会に合流する。 25日のストライキの後には、3月6日に拡大争対委を開き、具体的な対応計画を用意する計画だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-02-25 18:23:37 / Last modified on 2014-02-25 18:23:37 Copyright: Default

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