本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:2・25国民ゼネストに全国から20万結集か
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1392258442881St...
Status: published
View


2・25国民ゼネストに全国から20万結集か…「国民ストライキ委員会」発足

労働界と市民社会、農民、貧民、中小商人、青年などが参加予定

ユン・ジヨン記者 2014.02.12 15:19

民主労総をはじめとする労働界と市民社会、農民、貧民、中小商人などが朴槿恵(パク・クネ)大統領就任1年をむかえ、国民ゼネストに突入する。

各団体は2月12日午前11時、市庁のプレスセンターで記者会見を行い「2.25国民ストライキ委員会」を発足させた。 彼らは朴槿恵大統領就任1周年をむかえる2月25日、全国的な国民ゼネストを成功させる計画だ。

国民ストライキ委員会は2月25日の午前のストライキ記者会見を始め、午後4時からソウル市庁広場で 「朴槿恵政権1年、このままでは生きられない。2.25国民ストライキ大会」を開催する。 午後7時からはキャンドル集会が開かれる。

国民ストライキ委員会は、ソウル広場で開かれる首都圏大会に約5万人の参加者が集まると予想している。 全国16の広域都市でも同時多発で国民ストライキ大会が開かれ、全国で約20万人が参加すると見ている。 今回の国民ストライキには、労働界だけでなく市民社会、政党、農民、貧民、中小商人、青年など、各界各層の市民が参加する予定だ。

彼らは国民ストライキで △総体的な大統領選挙介入の真相究明と責任者の処罰、特検導入 △非正規職撤廃と特殊雇用の労働者性認定、元請使用者性認定、時間制雇用拡散中断 △非倫理的経営で労組を破壊するサムスン財閥糾弾 △コメの全面開放反対、韓中FTA阻止、主農産物国家買入制争奪 △医療、鉄道、ガス民営化阻止など、約50項目の要求条件を掲げている。

民主労総のシン・スンチョル委員長は 「建設、公共、金属など、民主労総の組織内部で強固にゼネスト闘争を決議しており、鉄道労組も2月25日に再ストライキを決議した」とし 「労働者たちは死ぬことができずに闘争をする。 朴槿恵退陣を掲げてこの社会を変化させるために立ち上がる」と明らかにした。

統一問題研究所の白基玩(ペク・キワン)所長は「朴槿恵がこの国を監獄にした。 朴槿恵政権1年、このままでは暮らせない。 私たちが監獄に行っても、朴槿恵を監獄に送っても、世の中を変えなければならない」 と声を高めた。

農民、貧民、中小商人、青年も2.25国民ストライキに参加すると明らかにした。 全国女性農民会総連合のカン・ダボク会長は 「各種のFTAやTPP、コメ市場の開放などで、もう朴槿恵政権とは一つの屋根の下で暮らせない」とし 「2月25日の国民ゼネストで不正・腐敗の雑草を除去するために、全国女性農民がクワを持ってソウルに行く」と明らかにした。

反貧困貧民連帯のチョ・ドッキ議長は 「朴槿恵政権は貧困と戦わず、貧困に抵抗する人々と戦っている」とし 「2月25日、全国で露天商が撤収し、労働者たちと共に朴槿恵政権に抵抗する」と強調した。

全国流通商人連合会のイン・テヨン会長も 「朴槿恵政権は、民主化のために市民が焼身しても、中小商人が助けてくれと自殺をしても、全国の市民が民主主義を渇望して連日キャンドル文化祭をしても、これを強く押さえつけている」とし 「だがしばしば集まれば沸騰点に行くだろう。 民衆の要求を抑圧して無視すれば世の中がひっくり返る。 今回の国民ゼネストが沸騰点に向かう引き金になる」と明らかにした。

また全国学生行進のチャン・スンヨン代表は 「朴槿恵政権1年間、多くの大学で国家情報院大統領選挙介入を批判する時局宣言が行なわれ、鉄道ストライキを弾圧する政府を糾弾した」とし 「2月25日にも多くの大学生が出てきて怒りを表出し、民衆と共にする」と明らかにした。

一方記者会見団は 「朴槿恵政権1年は、公約破棄と民生破綻、民主主義破壊、公安弾圧の連続だった」とし 「労働者、農民、貧民、商人などの庶民は暮らすために2月25日に国民ストライキを決行する」と声を高めた。 国民ストライキ委員会はこの日の記者会見を始め、2月25日の国民ストライキ当日まで 「朴槿恵政権評価討論会」、キャンドル集会、広報および宣伝、国民ストライキ基金募金などの活動をしていく方針だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-02-13 11:27:22 / Last modified on 2014-02-13 11:27:23 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について