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サムスン、サービスマンのストに「元請技師」不法代替人員投入で議論

「不法派遣、偽装請負ではないと言っていたのに...サムスンが自ら『正規職』を認定」

ユン・ジヨン記者 2014.02.05 13:11

サムスン電子サービスの労働者たちが全国的なストライキを行っている中、サムスン側が不法に代替人員を投入して批判があがっている。

全国金属労組 サムスン電子サービス支会 金海センターの組合員たちは、賃金および団体協約交渉が紛糾し、1月20日にストライキに突入した。 だが使用者側による代替人員投入の議論がもちあがり、ストライキは全国規模に拡大し、釜山梁山と慶南、蔚山、京畿南部、浦項、ソウルなどの全地域で連帯ストライキが続いた。

[出処:金属労組釜山梁山支部]

現在、サムスン電子サービス支会に所属する50の分会のうち32の分会が組合員ストライキ賛否投票で95%以上のストライキ賛成率を記録し、合法的スト権を得た状態だ。 だがストライキが拡散しても、サムスン側は着実に元請技師と他業者の技師などの代替人員を投入し、さらに代替人員の把握を防ぐために電算プログラムまで修正したといわれ、議論が拡大している。

労組法43条には「使用者は争議行為期間中、その争議行為で中断した業務を遂行するために当該事業と無関係の者を採用または代替できない」と明示されている。

金属労組とサムスン電子サービス支会、チェ・ジョンボム烈士対策委などは2月5日午前10時30分、瑞草洞のサムスン電子本館前で記者会見を行い、 「サムスン元請は、元請代替人員投入を今すぐやめろ」と要求した。

労組によれば、現在の地域別ストライキには一日最高約9百人の組合員が参加しており、サムスンはストライキを無力化するために一日に百人以上のサムスン元請技師を代替人員として投入しているという。 その上、会社は1月29日からは労組が代替人員を把握することができないように電算プログラムを修正した。

記者会見団は「労組法では同じ事業場に対してのみ代替人員を投入できることになっている」とし 「サムソン資本が投入した元請サービス技師と私たちが同じ事業場の労働者なら、私たちも正規職」と声を高めた。

続いて「サムソン資本自らが、サムスン電子サービス支会の組合員が正規職であることを確認した」とし △生活賃金保障 △民主労組認定 △スト権保障および代替人員投入中断 △即刻正規職転換 を要求した。

なおサムスン電子サービス支会の中央争議対策委員会は、今日(2月5日)から4日間、45のセンターのAS労働者約850人が参加する全国同時多発ストライキを行う計画だ。 彼らは5日の都心イベントを始め、映画「もうひとつの約束」観覧、チェ・ジョンボム烈士100日追慕の日などを続ける。

労組は「サムスン電子サービス支会は今後の交渉進行によって、争議権を確保したセンターはさらに拡大するものと予想している」とし 「サムスン電子サービス元請と、代わりに交渉をしている経済人総連交渉代表団が責任ある態度で賃金案を提示して、組合員の雇用継承を保障し、早く『賃金団体協議締結』をすることを強く要求する」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-02-06 12:10:06 / Last modified on 2014-02-06 12:10:06 Copyright: Default

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