政党、社会、宗教界など922団体が「鉄道ストライキ支持」宣言

「鉄道労組の民営化反対闘争は国民の要求…政府は対話を始めろ」

12月9日、鉄道労組ストライキを前に政党、社会、宗教界、学界、労働界など各界各層の団体がストライキ支持を宣言した。

12月4日午前、「水西発KTX分割反対! 鉄道民営化反対! 鉄道外資開放反対! 各界円卓会議(円卓会議)」は、ソウル駅前で記者会見を行い「鉄道民営化に 反対する各界の円卓会議は、鉄道労働者たちの闘争を積極的に支持援護する」 と明らかにした。

［出処:鉄道労組］

円卓会議には現在、民主党、統合進歩党、正義党、労働党の野4党と民主労総、 民主社会のための弁護士の会など市民、進歩、民衆、法曹団体などが参加して いる。曹渓宗労働委員会、イエス生かす、カトリック人権委員会などの宗教界 と障害者団体も名前を連ねている。今まで円卓会議に参加している団体だけで 922団体にのぼる。

円卓会議は「114年の鉄道の歴史と、未来に責任を持つ鉄道労働者による民営化 反対闘争は、多くの国民の要求を反映した正当な闘争」とし「また、国民不便 を最小化するために必須維持業務を維持する真正性は、闘争の正当性を加えている」 と主張した。

続いて「鉄道破局を防ぐために、朴槿恵政権は鉄道民営化を今すぐ中断して、 対話に出るべきだ」とし、△朴槿恵(パク・クネ)大統領は鉄道分割民営化強行 を今すぐ中断すること、△鉄道公社は臨時理事会で、水西発KTX路線を担当する 子会社の設立決定計画を中断すること、△鉄道産業の民営化開放のためのWTO GPA交渉を今すぐ取り消すこと、△朴槿恵政権は、鉄道民営化を今すぐ中断して 対話に出ることを要求した。

これに先立ち鉄道民営化に反対する政党、宗教、学界、市民社会団体の代表は、 11月27日に円卓会議を開き、鉄道分割民営化中断とWTO調達協定改正案撤回など を要求した。彼らは鉄道公社臨時理事会が開かれる12月10日にリレー時局宣言を 行うなど、鉄道民営化阻止闘争に動く計画だ。

なお鉄道労組は12月3日、記者会見で政府と鉄道公社が社会的議論をせずに臨時 理事会を強行すれば、9日午前9時から無期限ストライキに突入すると明らかに した。今回のストライキには、鉄道労組組合員2万1千人のうち、必須維持業務 人員を除く1万2千人以上の組合員が参加する予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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