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Tブロード下請労働者、本社占拠座り込みに突入

元請に面談を要求して163人が本社進入...座り込みを続ける予定

ユン・ジヨン記者 2013.09.30 10:42

Tブロード協力社の非正規職労働者たちが、Tブロード本社での占拠座り込みに突入した。

ケーブル放送非正規職Tブロード支部は9月30日午前8時頃、元請責任者性認定と 誠実な交渉を要求して光化門興国生命本社にある(株)Tブロードホールディングス の事務室に進入した。

[出処:Tブロード支部]

現在、163人の組合員が8階のTブロードホールディングス本社でイ・サンユン 社長との面談を要求して座り込みを続けている。本社前に集まった50人ほどの 組合員も糾弾集会を続けている。

今日で全面スト27日目をむかえたTブロード支部は、これまで元請に交渉を要求 してきたが、Tブロード使用者側は直接の使用者でははないという理由で交渉を 拒否してきた。労組側はTブロード本社が対話をするまで、面談を求めて座り込 み闘争を続ける方針だ。

Tブロード支部のイ・ヨンジン副支部長は「27日間のストライキ闘争の期間中、 順法闘争を続けてきたが、会社が労組の要求に耳を傾けず知らんふりを続け、 奇襲座り込みに突入することになった」とし「元請のTブロードが対話するまで 座り込みを続けていくつもりで、使えるすべての方法を動員する予定」と明ら かにした。

また、労組は「できるだけ対話と妥協により偽装請負の問題と長時間労働根絶、 実質的な生活賃金争奪、労働組合活動認定など懸案問題を解決しようと努力し たが、どんな対話の要請にも無返答の泰光(テグァン)-Tブロード元請をこのま まにしていてはいけないと判断した」と明らかにした。

続いて「元請が労働組合に物理力を加えたり、責任を持って誠実な交渉に臨まず 今後発生するすべての問題は泰光-Tブロード元請にあることを警告する」と強調した。

市民社会団体も緊急記者会見を開き、Tブロード本会社側に事態解決を要求する 方針だ。「ケーブル放送の公共性保障と非正規職労働者の労働人権保障のための 共同対策委員会」は、この日の午前11時、Tブロード本社前で記者会見を行い、 元請が問題を解決するために面談をするよう要求する予定だ。

一方、ASと設置、工事業務などを担当するTブロード協力社非正規職労働者は、 週60時間もの長時間労働にもかかわらず170万ウォン程度の低賃金に苦しんでいる。

ストライキに突入する前、労組は14社の協力業者ごとに5〜10回交渉を進めたが、 すべての協力業者の社長が労組の賃金要求案に何の提案も提示せず、対立が高 まった。8月末、二回の中央労働委員会調停会議でも、使用者側は団体協約の議論 を拒否し、調整中止の決定を受けた。

特に、元請のTブロードホールディングスの偽装請負問題が明るみにでたが、 会社側は無対応を続けているため労組の反発も強まっている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-10-01 00:09:36 / Last modified on 2013-10-01 00:09:36 Copyright: Default

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