「全北バスの問題解決なく大統領は難しい」

「チョン・セギュン候補は約束を守れ」...民主党の競選日程に合わせて影闘争

民主労総全北本部が「チョン・セギュン統合民主党大統領競選候補はバス闘争 を解決するという約束の責任を取れ」と要求した。また統合民主党に対しても 「30年間、地域政権継承政党に君臨しながら『反労働』カルテルの中心に立っ ている」とし「これ以上、バス労働者の闘争を放置するな」と要求した。

民主労総全北本部は7月25日午前、バス労働者と共に全北道警察庁前で記者会見 を行い「チョン・セギュン候補が約束を守れるように、競選期間中は手段と 方法を問わず要求を続ける」と述べ、競選期間中、闘争を配置することを宣言 した。

［出処:チャムソリ］

民主労総は「19代国会議員選挙の時、ソウル市鍾路から立候補したチョン・セ ギュン候補に解決を要求し、上京座り込み闘争をした」とし「当時チョン候補 はバス労働者に『バス闘争解決』を約束した」と明らかにした。

続いて「(当選以後)チョン候補にはバス問題を解決する意志が全く確認できな い」とし「約束を古草履のように捨てる政治家は資格がない。退出させなけれ ばならない」と話した。

民主労総所属のバス労働者たちは3月26日にソウルに上京し、鍾路に立候補した チョン・セギュン民主統合党候補選対本部事務室の前で無期限野宿座り込みを した。当時、労働者は「全北地域だけで国会議員4回当選したチョン・セギュン 議員が民主党全北道党委員長まで歴任するなど、全北バス問題の責任から逃げ られない」と上京野宿座り込みの理由を明らかにした。

その後、総選挙の4日前の4月8日、チョン・セギュン議員との面談で、チョン・ セギュン議員が総選挙の後にバス問題を解決すると約束、野宿座り込みを整理 した。しかし総選挙の後もバス問題は解決されず、7月初めに生計などの困難で バス労働者は指導部を含む先鋒隊40人ほどを除き復帰した。先鋒隊は今も 宣伝戦と全州市庁座り込みなどを行い、闘争を続けている。

民主労総全北本部のイ・チャンソク事務局長は記者会見で「労働者は業務復帰 したが、期待した交渉はまだきちんと進められていない」とし「バス問題なく 大統領は見込めない。民主党競選の日程により、済州道から江原道まで影闘争 を行う」とこれからの計画を明らかにした。

一方、25日の午後5時には、民主党第18代大統領選挙候補を選出する予備候補の 競選合同初演説会があった光州金大中コンベンションセンターで、バス労働者 が1人デモをした。

［出処:チャムソリ］

1人デモをした湖南高速のキム・ゴンウク労働者は、「チョン・セギュン議員が 私たちのプラカードを見た瞬間、不愉快な表情を見せた」とし「秘書がプラカー ドを隠せと指示し、チョン・セギュン議員にプラカードが見えないように立つ のを見て残念だった」と惜しみを表現した。(記事提携=チャムソリ)

ナム・サンフン民主バス本部全北支部長インタビュー

Ｑ 労働者の業務復帰以後のバス使用者側と交渉状況はどうか?

▲ナム・サンフン民主バス本部全北支部長［出処:チャムソリ］

ナム・サンフン支部長:第一、チョニル、市民、シンソンの市内バス4社は毎週、 使用者側と会合を開いているが、交渉が進まない。今も使用者側は交渉回避を 続けている。シンソン旅客は責任ある使用者側の人物が出てこず、出席するだけの 状況が続いている。全北高速と湖南高速は、私たちが毎日交渉要請文を送っているが、 全く交渉ができていない。

Ｑ 民主党とはバス問題解決のために対話をしているか?

ナム・サンフン支部長:民主党とは時々連絡をしているが、民主党は解決の努力 を見せない。チョン・セギュン議員は4月の総選挙の後に解決するという約束を したのに、最近も私たちを避けているという感じを拭えない。全北を訪問して も私たちと会わない。文在寅(ムン・ジェイン)議員は短い時間だが、私たちと 会った。だがチョン・セギュン議員は私たちを排除しているような気がして 失望だ。

Ｑ バス問題が解決しない。対策がないか?

ナム・サンフン支部長:対策がないと言うしかない状況だ。キム・ワンジュ道知事 とソン・ハジン市長が本気で解決する努力をしなければならないのに、全く 動かない。使用者側が私たちを避けていて、民主労総はすべての努力を尽くした。 今、解決の鍵は全北道と全州市が持っている。残念だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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