MBCストライキ暫定中断、代議員大会通過

17日に組合員総会を開き、ストライキ暫定中断を最終決定へ

MBC労働組合(委員長チョン・ヨンハ)がストライキ169日目の7月16日、 代議員大会を開き、17日に組合員総会を開催することに決めた。

これにより17日の組合員総会で、ストライキ中断の案件が通過すれば、170日 ぶりにMBCで最長のストライキが幕を下ろすことになる。

MBC労組はこの日午前12時に代議員大会を開き、代議員83人のうち66人が出席 (77%)し、全員一致で17日の午前11時に組合員総会を開き、ストライキ暫定中断 の案件を上程することに決めた。

代議員大会ではストライキ中断について特に意見の差はなく、17日の組合員総会 でもストライキ暫定中断の案件は無難に通過するものと予想される。ストライキ 中断が決定すると、今週中にも業務復帰が実現する展望だ。

▲ (c)言論労組

MBC労組は今回の決定が「ストライキ暫定中断」だと強調した。8月の放送文化 振興会の理事交替により、キム・ジェチョル社長が事実上退陣すると予想して いるが、状況が変われば、いつでも組合員賛否投票をせず中断状態のストライキ を再開するという立場だ。

組合員総会でも、ストライキは暫定的な中断だと強調し、業務復帰後の報道闘争 の方向を新しく設定する計画だ。

MBC労組は特報で「キム・ジェチョル退陣が既定事実化している局面で、全面 ストライキ体制を維持することに大きな実益はないばかりか、ストライキ暫定 中断により、キム・ジェチョルの退陣と解任を早め、圧迫する戦術が当面の 局面では有効だと判断したため」と明らかにした。

MBC労組は「業務に復帰した後に予測される使用者側の追加の挑発に関する組合 次元の具体的な対応方案と、組合員の行動指針もできた」とし「キム・ジェチョル とその追従勢力がつまらない挑発をした場合、構成員の強力な抵抗と組合の対応に 直面し、彼らのみじめな退出だけを再確認する哀れな結末に帰結する」と 明らかにした。

入力:2012-07-1613:31:48 公開:2012.07.1613:51:33

原文(メディア・オヌル)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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