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バス労働者、『窓口単一化廃止』を要求して100m高空籠城

公共運輸労組民主バス本部幹部2人、交通会館の鉄塔の上で高空籠城

ユン・ジヨン記者 2012.06.21 14:21

民主労総公共運輸労組民主バス本部に所属するバス労働者2人が複数労組の窓口 単一化廃止と労組活動保障などを要求して高空籠城に突入した。

[出処:公共運輸労組]

公共運輸労組民主バス本部ソウル京畿支部のパク・サンギル支部長と、シヌン 企業分会のイ・グムジェ 組合員は6月20日深夜12時、高さ100mの交通会館鉄塔 の上で高空籠城を始めた。彼らはバス事業組合と事業主側に基本的な労組活動 の保障、政府側には複数労組窓口単一化制度の廃止、労働法再改正を要求している。

昨年7月の複数労組法施行の後、ソウル地域のバス労働者約150人が複数労組を 設立して民主労総に加入した。その後、会社側に労組事務室提供、組合費一括 控除、タイムオフ適用など、基本的な労組活動保障の交渉を要求したが会社側 は対話を拒否している。

特にシヌン企業は昨年、民主労総組合員への暴力事態が発生し、使用者側が 訴訟取下げの条件として労組活動保障の合意書を作成したが、現在も合意内容 は履行されていない。

そればかりかソウル市バス運送事業組合は、バス会社に『民主労総所属労組と 対話しなくても良い』という文書を発送し、韓国労総側と交渉し、民主労総と の交渉は拒否しているという。

そのため民主バス本部ソウル京畿支部所属の組合員たちは5月9日から蚕室 交通会館の前で44日間、野宿座り込みを進めている。

労組側は「複数労組設立が可能になったが、窓口単一化制度によって形ばかり の複数労組になり、数十年間、御用労組との癒着関係に置かれていた事業主は 弾圧により民主労組を無力化させようとしている」とし「このような状況で、 バス労働者は100mの高空籠城に突入するほかはなかった」と説明した。

続いて労組は「労働者を死に追いやるバス事業組合と事業主は、基本的な労組 活動を認め、政府は複数労組窓口単一化制度を廃止するなど、労働法を再改正 しなければならない」と強調した。

一方、民主労総は6月21日に声明書を発表して「御用労組を育成して民主労組の 権利を剥奪する策略である複数労組交渉窓口単一化制度の弊害が日増しに拡大 している」とし「窓口単一化廃棄などは民主労総が要求する労組法改正の核心 事案で、民主労総は現場労働者の闘争に連帯し、ゼネストの意志は決してくじ けない」と強調した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-06-22 09:57:30 / Last modified on 2012-06-22 09:57:35 Copyright: Default

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