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全州バス「13日から部分スト突入...民主労組を認めろ」

9日に争議申請...12日記者会見をしてスト闘争が不可避な理由を公表

ムン・ジュヒョン チャムソリ記者2012.03.12 23:31

『民主労総公共運輸労組民主バス本部全北支部』(民主バス本部全北支部)の バス労働者たちが総力闘争突入を宣言し、本格的な闘争を始めた。民主バス本部 全北支部は、全面ストライキに先立つ13日から部分ストに突入する。

[出処:チャムソリ]

3月12日午前、民主バス本部全北支部は全州市庁広場で記者会見を開き、 「私たちの使命は吸血鬼のように搾取し、収奪してきたバス資本を懲らしめ、 彼らの血なまぐさい過去を後悔させること」とし「干からびた大地に火種を 投げるように、醜悪なバス資本を焼き尽くす闘争が今始まった」と宣言した。

2次バス全面ストライキなどを含む今後の闘争の相手は、全州市内バス使用者側 にあると明確にした。

民主バス本部全北支部は「民主労組を認めさせるために戦ってきた146日の 1次全面ストライキ、交渉による3か月余の闘争、その後、3か月間の交渉は、 何の結果も得られなかった」とし「わらでもつかむ気持ちで調停会議を臨んだが、 それも無駄であることが判明した」とし「これ以上、交渉に恋々とせず、 強奪された権利を取り戻せなければ最後の手段は闘争だけ」とバス資本との 真剣勝負を予告した。

バス資本との真剣勝負、「原因は使用者側の民主労組拒否」
バス労働者、「地方自治体の遅い対応、ストライキを不法と不便で言い繕う」

この日もバス労働者たちは、今回の闘争の理由を民主バス本部全北支部が要求する 「民主労組認定、団体協約締結」を使用者側が認めないためだと話した。

民主バス本部全北支部のある関係者は「この3か月間の12回の交渉で、一つの条項も 合意できなかった」とし「そのため私たちが調整申請をして進められた全北地労委で、 やっと3回の調停会議を行い、39本の条項で使用者側と合意した。使用者側が これまでいかに労組を認めなかったのかわ明白に見せる事例」とし、労働者が ストライキなどを選択できない理由を説明した。

全州市内バス労使は8日、全北地方労働委員会の終盤の調停会議で48の条項のうち、 9つの条項で合意できなかった。当時の核心的な条項は、すべて『労働条件、 民主労組活動』等に関する内容を含んでいた。

全北地方労働委員会の調整中止決定が伝えられると、関係機関の動き忙しくなった。 9日、キム・ワンジュ、全北道知事は使用者側代表と会って「労組との積極的な 対話等を通じ、バスのストライキが発生しないように最善を尽くしてほしい」と 注文したと知らされた。

全州市も副市長が午後、民主バス本部所属の全州市内バス労組分会長と意見を聞き、 夜に使用者側代表と会ったという。12日午後2時頃には労使双方の交渉関係者による 集まりを周旋しているという。そしてストライキになった場合に投入する代替バスも 準備していると知らされた。

これについて民主バス本部全北支部のキム・ドンギュン事務局長は、「全州市は 代替バス投入準備を控えろ」とし「90台ほど準備したと理解している。1台当り 60万ウォンと計算しても、5400万ウォンの市民の血税がかかる。労組のストライキ 闘争を破壊する代替バスの投入で市民の血税わ出してはいけない」と厳重に警告した。

ある組合員も「昨年4月の合意以後も、全州市と全北道は使用者側にバス補助金わ 支給しただけで、使用者側が労組を対話の相手と認めずに起きた問題に傍観 するだけだった」とし「ストライキが間近に迫り、また市民の不便などを口にして、 労組側を圧迫しようとしているのは失望だ」と話した。

[出処:チャムソリ]

一方、民主バス本部全北支部は9日、労働部と全州市庁に争議行為申告書を提出した。 ここには争議行為期間を『団体協約締結時まで』と期限を切り、争議行為方法を 『ストライキをはじめとするすべての方法』と規定した。(記事提携=チャムソリ)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-03-15 14:24:37 / Last modified on 2012-03-15 14:24:46 Copyright: Default

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