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バス使用者側の団体協約先送り、2派スト呼ぶか

バス労働者「もう耐えられない」...22日に労働部調整申請を提出

ムン・ジュヒョン チャムソリ記者 2012.02.21 19:10

昨年4月26日、市内バスのストライキを終息させた労使合意が10か月で紙切れに なる可能性が高まった。全州市内バス労働者が業務に復帰して1年も経たず、 また闘争の旗を掲げる状況に追い詰められているためだ。

▲未払い賃金などの劣悪な労働条件を改善して民主労組を認めさせるために2010年12月8日、全北高速をはじめ7つのバス会社の労働者がストライキをした。しかし全州市庁と使用者側、労働部はこの合法ストを不法ストと烙印を押し、スト問題を長期化させた。

「全北バス社側が民主労組だけを認めれば良いが」
「使用者側は労組事務室だけ提供して、重要な団体協約を結ばない」

当時の4.26労使合意は労組認定、誠実交渉、民事刑事上告訴告発取り下げ、 労組の現場復帰および既存の団体協約準用などを内容としている。これはストライキ を呼んだ市内バス労働者の劣悪な労働条件と民主労組認定などの問題を労使対立 ではなく労使の対話で解決しようという共感が形成されたことを反証していた。

▲昨年4月26日、バス労使は団体協約締結の基本合意書に調印した。そして11回の会合。使用者側の沈黙と回避は全北バスストライキをまた呼んでいる。

しかしそれから10か月経ったが、団体協約締結の交渉は遅々として進まない。 現在まで11回の交渉が行われたが、懸案問題を議論しただけで、賃金と団体協約 (労働条件の規定)は使用者側の沈黙で進展した内容を導出できなかった。

こうした状況で、民主労総公共運輸労組民主バス本部全北支部は「進展もない 状況で交渉ばかり長びき、組合員の不満が爆発しそうだ」とし「使用者側に時 間を稼がせ、組合員の離脱を誘導する機会を与える必要はない。またストライキ をするほかはない状況になったようだ」と2派ストライキを暗示した。

▲全州市内バス5社と全北高速労働者は現場実践団を設置、20日から各民主労総バス事業場を回り巡回集会をしている。

全州市内バス交渉がこれほど破綻した状況なら、2派ストライキは当然の手順の ようだ。昨年、労使合意で民主バス本部全北支部は韓国労総の団体交渉を準用 している状況だ。したがって民主労総の名前を得たが、実際の労働条件の改善 の効果がない状況だ。そして労組認証の証明といえる使用者側との団体協約も 結んでおらず、形だけの民主労総に過ぎないのが現在の状況だと言える。

現在、民主バス本部全北支部は2次全面ストライキの組織を目標として市内バス 現場実践団を構成し、この一週間で5つの市内バス事業場を回り、決意大会を開 いている。また現場実践団教育を通じ、内部の力量を強化している状況だ。

22日、労働部に団体交渉調整申請提出、調整できなければストライキ
「団体協約ない労働組合は族譜のない子供」

一方、民主バス本部全北支部は22日に交渉調整申請を労働部全州支庁に提出す る予定だ。全北支部は「団体協約を結ぶため11回交渉をした。しかし使用者側 は4月まで回避するつもりか、なかなか団体協約を結ぼうとしない」とし「それ で労働部に調整申請を出す予定で、調整できなければストライキは不可避だ」 と話した。

団体協約は労働条件などの内容を使用者側と合意した協約で、労働組合にとって 一番重要な文書の一つだ。ナム・サンフン民主バス本部全北支部長は「団体協約 のない労働組合は、族譜のない子供と同じ」と団体協約の意味を強調した。

▲バスストライキから2回目の冬。バス労働者はまたストライキを準備している。要求条件はただ一つ、使用者側の労組認定を確認する団体協約締結だ。

また昨年4月、合意で市内バスの労使双方は「団体協約が締結されるまでは韓国 労総と使用者側の協約を準用」することにした。これにより民主バス本部全北 支部は、全北地域自動車労働組合(韓国労総所属バス労組)と使用者側間の協約に 従っている状況だ。

ナム・サンフン支部長は「韓国労総の団体協約によれば、われわれは懲戒を避 けられない」とし「その協約には使用者側が懲戒委員会の議長をすることになっ ており、懲戒では労組に不利だ。そして勤労条件改善や勤労時間の問題など、 労働者が解決すべきさまざまな宿題が韓国労総団体協約には残っている」と、 新しい団体協約の必要を提起した。

民主労総民主バス本部市内バス5つの労組が労働部に交渉調整申請を提出し、 全北バスの問題はストライキか、合意かの重大な岐路に置かれている。現在まで 全北高速ストライキが使用者側の拒否で解決しない状況や、使用者側の首長格の キム・テクス理事長が社主の湖南高速で、バス労働者への弾圧が最も深刻だと いう点で、労働部の調整も容易ではなさそうだ。

使用者側が民主労総民主バス本部を認めず、団体協約をためらっている間、 労働者の怒りは時限爆弾のように高まっている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-02-22 04:07:23 / Last modified on 2012-02-22 04:07:34 Copyright: Default

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