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法院、ユソン企業スト関連労働者全員に実刑を宣告

民主労総「検察と法院の果てしない労働者弾圧の現実、決して容認できない」

シム・ヒョンホ メディア忠清記者 2012.02.04 19:30

昨年6月22日、ユソン企業正門前で労働者と警察の間で起きた夜間の衝突での拘 束者の控訴審裁判で、法院がまた実刑を宣告したことで、労働界の強い反発が 予想される。

▲6月22日、警察はユソン企業支会が申告済みの集会場所に移動しようとすると、道をふさぎ迂回しろと命令した。そのため労働者たちは集会の場所に移動させろと要求し警察と衝突した。

2月3日、大田支院はチョン・ファニュン民主労総忠南本部組織部長とシン・ギ チョル建設労組忠南建設機械支部長に懲役3年、チェ・ヒチャン ユソン企業嶺 東支会組合員とパク・ソッキュ忠南建設機械支部長に懲役2年・執行猶予3年、 キム・ドンチャン建設労組忠南建設機械支部組合員に懲役1年6か月・執行猶予 2年を宣告した。法院が拘束された労働者全員に実刑を宣告したのだ。

これについて民主労総忠南本部は声明を通じ「労働者だけを捕まえる資本の 下手人、検・警・司法を糾弾する」と明らかにした。

彼らは「昨年6月22日の闘争は用役チンピラの暴力で始まった」とし「組合員が 地域の仲間と共に抗議集会をするために集会を申告した大韓銀幕紙に移動しよ うとしたが、公権力がこれを防ぎ、連帯する建設機械組合員に警察は何の事前 公示もなく無差別に暴力を行使した」と指摘した。

したがって「資本と権力にこびて彼らの下手人役を演じる検警に抵抗し、資本 と政権の主張をそのまま受け入れて仲間たちに実刑を宣告した司法府に抵抗し、 屈することなく闘争する」と宣言した。

ユソン企業牙山支会のホン・ジョンイン支会長も「どう考えても法院の今回の 決定はひどい」とし「工場に復帰したが、まだ検察と法院の労働者弾圧は止ま らない」とし「この現実は決して容認できない」と声を高めた。

また「ユソン支会の闘争は、労働者として必ず勝ち取るべき権利のための闘争 だった」とし「これ以上、深夜労働で死ぬ仲間を出さないように闘争したのに、 労働部は雇用創出のため、総選挙・大統領選挙のための昼間連続2交代制を施行 しようとしている」と政府を批判した。

一方、2月2日、天安支院では3D採証で拘束された労働者の裁判が進められた。 この裁判で検事は3人の労働者に懲役3年、1人の労働者に懲役1年6か月を求刑し、 宣告は2月22日に予定されている。

ユソン企業支会の『夜は眠ろう』闘争は、2009年に労使が締結した昼間連続 2交代制の実施を要求して始まった。昨年5月18日、支会の合法的な2時間の部分 ストライキだけで使用者側の職場閉鎖が行われ、座り込みから7日後に警察兵力が 投入され、労働者は工場の外に追い出された。

当時、使用者側が雇った用役警備が労組組合員と対峙し、偽装車ひき逃げ事故 を起こし、組合員13人が集団傷害を受けた。工場の中で発見された用役警備の 手帳には、ユシン・コーポレーション、慶尚病院、国民体育振興公団、大宇自販、 ブルーベルコリア、CNM、水原女子大学、サムスン物産、才能教育などの労使紛争 に介入した痕跡も発見された。

また、工場からあわてて出ようとした現代自動車総括理事の車両から、ユソン 企業(株)-現代車(株)の「労組破壊シナリオ」が発見され問題になった。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-02-05 02:50:41 / Last modified on 2012-02-05 02:50:44 Copyright: Default

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