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韓進重船舶受注隠蔽疑惑...「整理解雇撤回」

常勤理事年俸2010年に8900万ウォン引き上げ...「整理解雇内心が表われた」

合同取材チーム 2011.07.08 21:41

受注がないとして整理解雇を強行した韓進重工業が、7月6日に受注を発表した ことで、市民社会団体が整理解雇を撤回しろと要求している。

韓進重工業釜山経済生かす釜山市民対策委員会(以下市民対策委)は7月8日午後 1時30分、影島造船所正門の前で記者会見を行って、今回の会社が発表した受注 に関して「韓進重工業は隠していた受注を発表し、整理解雇はすぐ撤回しなけ ればならない」と主張した。

会社は「アジア船会社から4700TEUのコンテナ船4隻を2億5000万ドルで、そして 海軍物資補給用軍需支援2隻を受注した」と発表した。

金属労組釜山梁山支部のソ・スファン主席副支部長は「会社は、労使交渉で 『受注の困難で賃金削減などの方式ではもう経営の維持が難しい』として整理 解雇するといった」とし、「だが前のストライキの期間中に受注があるという うわさがあった。『受注がない』と言っていたのは労働者を追い出して、整理 解雇を強行するためのうそ」と主張した。

民主労働党釜山市党のミン・ビョンヨル代表は「会社の受注発表で全てが明ら かになった」とし「会社はこれまで受注できないのではなく、しなかったのだ。 今整理解雇を撤回して全員を元職復職させろ」と要求した。

民主党釜山広域市党のイ・ソンスク議員は「絶妙のタイミングで労働者を整理 解雇して追い出した」とし「会社がまた6隻を受注したのは経営が正常化しいる ことを意味する。受注できれば、もう整理解雇の理由がない」と主張した。

市民対策委は記者会見文で、韓進重工業は2009年までの10年間に4300億ウォン の当期純利益を上げたと明らかにした。また2010年の517億赤字も、建設部門 (韓進系列会社)の730億損害賠償で発生した赤字で、「常勤理事の年俸が2009年 の2億2千万ウォンから2010年に3億9百万ウォンに上げられた」と批判した。

韓進重工業整理解雇撤回闘争委員会の関係者は、「7月には影島造船所ドックに 物量が入るという話があった」とし「受注を受けてドックに物量が入るまでには 数か月の準備が必要だ。もしうわさのように、7月にドックに物量が入れば、 すでに職場閉鎖期間に受注したもので、会社の主張が偽だったことが明らかだ」 と主張した。

一方、7月9日の2次「希望のバス」が釜山に到着するということで、警察は8日 当日に影島造船所現場を探訪し、会社は影島造船所周辺の塀を点検して電気な どを設置した。(釜山=メディア忠清、蔚山労働ニュース合同取材チーム)

▲8日、会社が影島造船所の塀の手入れ作業をしている

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-07-09 16:41:16 / Last modified on 2011-07-09 16:41:27 Copyright: Default

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