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「塩の花を訪ねる千里の道、花の道を開きます」

双竜車解雇者、韓進重工業まで徒歩行進

ペク・イルジャ(現場記者) 2011.07.01 17:18

「2009年の双竜自動車大量の整理解雇で始まった殺人的な整理解雇の狂風が 2011年の夏の台風になって、人の命を奪う殺風景を演出しています。全国各地 で整理解雇と労働弾圧に苦しまない所がないほど、2011年の大韓民国は 整理解雇共和国です。

孤独な闘争をしているキム・ジンスクさんは全国の解雇労働者の象徴であり、 闘争の花です。背中に白い塩の花が咲いていても、疲れた生があたえる重さは 拭えません。私たちが守り、私たちが保護しなければなりません。2次希望バス は問題解決の方法を具体的に作る貴重な試みです。大切な人々の気持ちを集め る麦粒になります。反省と省察の扉をまずあわせます。私たちが勝たなければ ならない理由、私たちが希望バスを作らなければならない理由は明らかです」。

7月1日午前8時、京畿道平沢双竜自動車正門の前で双竜車解雇者10数人が『塩の花 を訪ねる千里の道』の徒歩行進を始めた。

塩の花は、韓進重工業で高空籠城をしているキム・ジンスク指導委員が自分の 本「塩の花の木」で描写した「労働者の背中に広がった汗のしみ」だ。塩の花 キム・ジンスク氏と会うために、双竜車解雇労働者は毎日塩の花を背に咲かせ ることにした。一日平均40km、7月9日の2次希望バスが韓進重工業に行く日まで、 整理解雇の問題を知らせ、もっと多くの希望バスを組織するために、釜山まで 徒歩で移動する。

国道1号線は歩きやすいが陰に出会うのは容易でなかった。イ・チャングン氏は ずっとツイッター(@nomadchang)で徒歩デモ行進の知らせを中継するのに忙しい。 双竜車組合員約10人、連帯する人々と記者10数人が先に行ったり後ろに行ったり しながら初日を一緒にした。

1時間歩き、少し休んでまた歩く。休む間、一番先にすることは、靴下と靴を脱 ぐこと、水を飲むこと。足をもむ姿は共通した姿だ。その上労働者教育センター のパク・チュンソン氏がずっと労働者闘争の歴史も話してくれ、声を限りに歌っ てくれるので、休み時間はさらに楽しい。暑くて汗は雨のように流れるが、 参加者の表情は本当に明るい。各自の意味と覚悟で千里道行軍を始めたためだ。

キム・ジョンウ氏は徒歩行進の意味について「キム・ジンスクを救いに行き、 整理解雇問題を広く知らせるため」とし、「千里の道は楽ではないが、双竜車 整理解雇反対闘争をしたこの2年間を振り返りながら、一歩ずつ行けば釜山に たどりつくだろう」と伝えた。彼は、全日程参加が目標だが、脚が言うことを 聞いてくれるかわからないと笑った。

また他の徒歩行進参加者のオ・グァンス氏は「双竜車闘争の時、われわれは 『連帯』を切実に待ち、『連帯』を叫んだ。連帯の切実さを知っているので、 今回のデモ行進に参加することにした」とし「整理解雇闘争2年になり、双竜車 組合員も大変で疲れてもいる。つらく苦しいデモ行進でも互いに抱きあって行 きたい。私たちも希望を得るデモ行進になればいい」と明らかにした。

希望バスが希望を与えたのは韓進重工業解雇者たちにだけでなく、むしろ参加 する全ての人々にさらに大きな希望を与えたのではないか。塩の花を咲かせ、 塩の花を守りながら、整理解雇がなくなえる日まで、さらに多くの希望を組織 するために、双竜車の労働者たちは一歩ずつ進んでいる。

双竜車解雇労働者たちは全日程参加者と部分日程参加者にわかれて、徒歩行進 をする。『塩の花を探して千里道』。彼らは今日平沢を出発して天安まで行き、 3日目には沃天まで、5日目に慶北、漆谷を通り、6日目に大邱、8日目に金海、 そして最後に釜山に到着する計画だ。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-07-02 23:18:39 / Last modified on 2011-07-02 23:18:40 Copyright: Default

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