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韓国:警察がユソン企業を不法集会にした | ||||||
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警察がユソン企業を不法集会にした[寄稿]私製盾と鉄パイプを持つ用役、デモ隊に石を投げる警察
キム・ヨンジク(民主労総忠北本部) 2011.06.24 09:53
キム・ギヨン忠南警察庁長官は6月23日に記者会見を行って、「これからユソン 企業の前で労組員が開く集会を源泉禁止する」と明らかにした。 また、「外部勢力と共にユソン企業労組員が不法に工場に進入しようとして 『竹竿と鉄パイプ』を振り回し、警察官108名が負傷した」とし「労組執行部と 暴力行為に加担した労組員を厳正に処罰する」と警告した。 22日の朝、ユソン企業正門。ストライキを解いて業務復帰を宣言した組合員が 工場に入るために集まっていた。会社側は選別復帰を理由に組合員の業務復帰 を阻止し、正門をひとりが通れる程度の隙間だけを作り、3つのコンテナを 『品』の文の形に置いて防いだ。 その中には『CJセキュリティ』という用役会社所属のがっしりした体格の若者 が警備に立っている。何日か前、その狭い空間から入った組合員が暴行され、 消火器の粉末を浴びなければならなかった。進入自体が不可能なところだ。 ![]() ▲用役業者職員 ![]() ▲レンガを手に取る用役業者職員 ![]() ▲会社側が雇用した用役業者職員が労組員に消火器を投げた。[出処:金属労組] 会社側は、組合員が先に挑発したという。事実は正反対だ。文字通り、組合員 の進入そのものが不可能だ。 当日午前7時頃、丸腰で正門の前に座っていた3-40人の組合員は、突然、中央を 防いでいるコンテナが動かされる状況にぶつかる。あわてた組合員に、写真に あるように私製鉄パイプ、保護装具の肩当てとヘルメットで重武装した用役が 消火器の粉末を乱射しながら集団で暴行した。 用役チンピラは、消火器の粉末を乱射して労組員の視野を遮り、石と消火器を 投げたことで、頬骨が陥没したり50余針を縫う負傷者が発生した。あっという 間に乱闘場になって18人が重軽傷を負う。 用役たちは警察が現場に投入される直前まで、消防ホースで放水し、化学溶剤 を含む消火器粉末を労組員に浴びせまくった。 10時頃、警察力の投入が始まった。当然、暴力を行使する用役を制止し、頬骨 を折るほどの暴力を加えた現行犯を検挙するべきだが、盾は逆に組合員に向かう。 そして組合員を正門から30メートルほど離れた陸橋の下に追い詰めた。1800人 ほどの戦闘警察が投入され、工場の回りを埋めた。用役警備業者がすることを 警察が代行したのだ。 続いて午後9時頃、申告された集会場所で集会をすると言って、組合員たちは 正門反対側の集会場所に移動しようとした。集会場所は会社の正門をすぎた所 にあった。 ![]() しかし警察は合法的に申告された場所で集会をするという組合員を遮った。 非武装で平和集会を保証しろという組合員に、盾とこん棒が乱舞した。ここに 警察がデモ鎮圧装備ではない石を投擲するという業務権限外のことも行われた。 警察が投げた石と盾に押されて負傷者が発生し、救急車を要請したが、負傷者は 放置された。そして催涙液混じりの放水銃を撃ち、組合員を解散させようとした。 非武装・非暴力を叫んだ組合員たちは、結局耐えられずにヘルメットと盾、棒で 重武装した警察と、自衛のための竹を持って衝突した。 この衝突で、警察108人が骨折傷と裂傷などを受け、労組員も約10人が怪我をし たと言論は報道した。しかし午前中、丸腰の組合員に加えられた鉄パイプや、 消火器を投げる用役の暴力は無視した。警察が入った後は、加害者である用役 チンピラを保護して組合員を一方的に陸橋に追いやった警察の暴力は無視した。 合法集会のために移動する組合員を阻止し、不法集会を誘導した警察の対応は 無視した。 図々しい用役の不法に目を塞いだ忠清南道警察は、彼らが不法集会にしておき ながら、厳しい処断云々して憲法が保障する集会まで封鎖するという。 忠清南道警察が暴力不法集会にしたこの日の状況を類推すると、キム庁長が言う通り、『ソウルから建設労組員が くるという情報』を入手した瞬間から始まる。警察側がむしろ用役の挑発をあ おり、その後、午前中の暴力事態を口実として施設保護を理由に警察力を投入 した情況があらわれる。 また集会場の大韓アルミホイルでの労組の合法的な集会を『暴力集会に変質す る恐れがある』という恣意的な判断で移動経路をわざと塞ぎ、逆に合法集会を 要求する組合員に恐るべき暴力を加え、組合員の暴力を誘導した。 明らかだ。忠清南道警察が暴力不法集会を作り出したのだ。 私製の盾と竹槍を持つ用役会社の不法行為には目を塞ぎ、労組の合法的な集会 を妨害してこん棒と盾と石を投げる暴力を行使しつつ、組合員の暴力を誘導した。 忠清南道警察は世論を操作しながら労組に民事・刑事責任を問うという脅迫を するのでなく、これらの事態の責任を取らなければならない。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2011-06-26 06:08:12 / Last modified on 2011-06-26 06:08:13 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |