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現代車牙山非正規職、2派ストライキ全員一致で決定

組合員総会を開催...『8項目の要求を完全争奪』

チョン・ジェウン記者 2011.02.24 12:10

現代車牙山工場社内下請支会(非正規職労組)が2月23日午後7時、組合員総会を 開いて、正規職化のための2派ストライキを決意した。

社内下請支会は2派ストライキを決意するにあたり「2011年にも八大要求を完全 に勝ち取るまで、非正規職の主体として、先導的かつ攻勢的な闘争が必要だ。 この過程で、望まないが闘争が長期化する可能性もある。2次闘争の方向は現場 拠点と闘争をしっかり維持すると同時に、工場の塀を越え、地域と全国に戦線 を拡大すること」と明らかにした。

現代車使用者側による全面的な非正規職の懲戒が行われる中、組合員は4項目の 交渉議題と8項目の要求争奪のために、全面的で攻勢的な闘争を全員一致で決意 した。

ストライキ突入の時点は、牙山工場で懲戒委員会開催が通知されればストライ キ出征式を行い、交渉決裂を宣言することにした。

社内下請支会は1月27日、争議対策委員会で決めた内容、つまり懲戒を『最小化』 するのではなく『撤回』すること、別途合意案に牙山工場クミャン物流のセク ハラ被害者の原職復帰要求を含むことが決定事項であると再度、確認した。

また、現代車の3支会(牙山、蔚山、全州)が、1月26日に現代車労使の合意案を 拒否した時に要求した『3支会意見案』を廃棄すると社内下請支会は強調した。 意見案は『告訴告発取り下げ、解雇ない懲戒最小化、ドンソン企業、第2工場の 解雇者を2月末までに全員就職斡旋』だ。

交渉には、労使平和期間の設定を前提とする交渉はしないことを前提に、交渉 と闘争を併行すると決めた。

今後の闘争計画は、懲戒委員会が開かれれば残業拒否、部分ストなどをするこ とにし、忠南地域の労働界、市民社会団体、政治組織などと議論して、闘争を 地域に拡大させることにした。また『懲戒が確定した時点で全面スト』、同時 に、『要求争奪のための無期限総力闘争』等にストライキの程度を強め、総力 闘争に突入すれば現場闘争を維持して宣伝戦、良才洞座り込みなどを行い、地 域と全国に闘争を拡大すると決意した。

続いて懲戒委員会が開かれれば、通知がなくても蔚山工場の非正規職労働者の ストライキに会社側の弾圧が集中すれば『同調ストライキができる』と付け加 えた。

2月25日〜3月1日に予定されている現代車本社前良才洞上京闘争への全組合員の 参加については、蔚山工場非正規職支会の決定を考慮して判断することにした。

社内下請支会労組幹部は、「組合費流用事件の後遺症、指導部総辞職などによ る混乱を突いて、現代車使用者側の弾圧がさらに強まるという予測が有力だ。 また、会社や正規職労組が現代車の労使合意案を受け入れろと圧迫する可能性 も高い。現在われわれに必要なことは、着実に組織を強化し、一日もはやく3支 会共同闘争戦線を復元し、不法派遣正規職化闘争を全面化すること」と伝えた。

▲総会開始前に案件を検討する社内下請支会のソン・ソンフン支会長とヤン・フェサム副支会長.

一方、『不法派遣正規職化のための8項目の要求』は、△社内下請労働者を全員 正規職に転換、△正規職化闘争の過程で不当解雇された組合員の正規職原職復 帰などで、昨年9月29日牙山、蔚山、全州非正規職労組が会社に発送した要求だ。

4項目の交渉議題は、△座込場の非正規職告訴告発、損害賠償、治療費など解決、 △今回の座込者の雇用保障(蔚山、全州、牙山)、△非正規職支会指導部の社内 での身辺保障、△不法派遣交渉の対策で、蔚山第1工場の占拠座り込みを解除し た時に会社側、正規職労組、非正規職労組が合意した内容だ。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-02-25 10:48:54 / Last modified on 2011-02-25 10:48:54 Copyright: Default


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