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現代車非正規職工場進入闘争...「現場の出入を認めろ」

社側管理者と一時間ほど体当たり

ヨン・ソンノク現場記者 2011.09.28 14:07

金属労組蔚山現代車非正規職支会(労組)の組合員が9月28日午前7時から現代車 蔚山工場本館正門の前で略式集会をした後、工場の中にある支会事務室に入る 現場進入闘争を行った。

非正規職支会の組合員が正門から入ろうとすると、現代車社側は鉄のシャッター で出入口を完全に封鎖し、会社の警備と管理者は非正規職支会の組合員が工場 に入ることを防いだ。会社は車両出入口側も出勤者のために一部を除いて封鎖 した。この状況で、工場に入ろうとする非正規職支会組合員と会社側管理者の 間で体当たりになり、組合員の一部には負傷者もでた。

非正規職支会の組合員は「いくら解雇者でも労働組合に入るのは法も認めてい る。出入りを止めるのは不法行為だ。ドアをあけろ」と叫んだが、社側管理者 は工場に入ろうとする組合員を頑強に防いだ。

現場進入の直前、イ・ウンファ非正規職支会非対委員長は「今日は必ず支会の 事務室に行こう。ひとりが連れ出されれば、またひとりが残って支会出入闘争 を死守しよう」と訴えた。事業部の代表も「最高裁で正規職化の判決があった のに、現場にも出入できない。私たちの要求は正当な権利だ。つらくてももわ れわれはよくがんばっている。団結で、連帯で、闘争で、正規職化を勝ち取ろう」 と声を高めた。

一時間ほど現場進入を試みて、大小の体当たりが続く中で、現代車正規職支部 のカン・ジョンヒョン組織強化室長が出てきて支部と支会の懇談会を提案した。

カン・ジョンヒョン室長は「前に懇談会でも言ったように、非正規職支会の出 入問題は一貫して協力する。今も同じだ。しかし非常対策委体系では限界があ る。早く支会を正常化し、安定した指導部を構成すれば問題ははるかに容易に なる。労働者はいくら一つだと言っても、現実を認めよう。今すぐ大きな闘争 しようといったため、支部と支会の接近性が低下した。支会事務室に鍵がかかっ ているが、入れる空間を十分に開いておく。支会事務室を活用しなければなら ず、工場の中で現場組織をしなければならない」と話した。

非正規職支会のある組合員が「全州工場は出入が認められたのに、蔚山も非常 対策委の代表だけでなく、解雇者全員が支会事務室に出入できるようになれば 現場組織もそれだけやさしくなるのではないか?」と尋ねた。

これに対しカン・ジョンヒョン室長は「全州とここでは状況がまた少し違う。 そうなるように現実的な条件を整えなければならない。出入については支部で 協力できることはする。しかし私が決定できることでもなく、会社という相手 があるので手続きが必要だ」と答えた。

出勤闘争に集まった組合員のほとんどが昨年11月の第1工場の占拠ストライキで 懲戒された解雇者だ。集会に参加した解雇者A氏は「会社側は解雇者を支会事務 室に出入させない」とし「そのため労働組合活動が制約的にならざるをえない」 と強い不満を表わした。

非正規職支会の代表は出勤闘争の後、正規職支部と会って、工場出入の問題を 議論し、非正規職支会の組合員たちは正門の前で座り込みを続けた。非正規職 支会は夜の集会の時間まで、正門の前を守ると明らかにした。(記事提携=蔚山 労働ニュース)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-09-30 06:57:04 / Last modified on 2011-09-30 06:57:08 Copyright: Default

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