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韓国3M労組、カッターナイフ暴力強行した用役と使用者側を告訴

用役業者の暴力で15人以上の組合員傷害

ユン・ジヨン記者 2010.06.22 10:01

6月17日、全南道羅州の3M労組の座り込みテントが50人余りの用役に強制撤去さ れたことに関し、金属労組光州全南支部が21日『韓国スリーエム用役チンピラ 暴力糾弾』記者会見を行った。

韓国3M会社側は17日の午前6時頃、50人余りの用役チンピラを動員し、工場近く に設置した座り込みテントを撤去した。この過程で金属労組3M支会幹部を含む 7人が暴行されて病院に入院し、一部の組合員は拳で用役に顔を殴られ、カッター ナイフで腕を切られるなどで15人以上の組合員が傷を負った。

▲16日朝、会社が雇った用役が支会の座り込みテントを撤去している[出処:金属労組]

特に当時、組合員は労働組合の方針により物理的衝突を避け、証拠資料の採証 作業しかしていなかったため、今回の暴力事件はさらに問題になっている。

金属労組光州全南支部は記者会見文で「今回の用役チンピラの暴力行為は韓国 スリーエム株式会社が労使誠実信義の約束を破り、また労組失脚を本格化した ことを示す」と批判した。

韓国3M労使は昨年9月から団体協約締結のための交渉を始め、6月17日の60次交 渉に至った。この過程で会社は4人の組合員を解雇し、151人の組合員には懲戒 を加え、数十人の組合員を告訴した。

そのため労組は3月から5月までストライキを行い、5月11日にはパク・クンソ支 会長とフランク・アル・リトル代表理事との間で面談し、解雇懲戒などの懸案 問題解決と団体協約の妥結に努力することに合意した。だが使用者側はこうし た合意を破り、労組弾圧を始めたのだ。

金属労組光州全南支部は「最近、会社は労使代表者間の約束を破り、組合員を また懲戒し始めて、26人に約1億ウォンの損害賠償請求訴訟を提起し、労組弾圧 を始めた」とし「そして用役チンピラまで動員して暴力行為をした」と非難した。

▲金属労組が提出した告訴状[出処:金属労組]

一方、彼らは記者会見の後、韓国3M株式会社代表理事をはじめとする関係者と 用役業者H&CJ職員数十人に対し、暴力行為などの処罰に関する法律違反、暴行 行為などの処罰に関する法律違反、警備業法違反罪で全南地方警察庁に告訴状 を提出した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-06-23 05:08:07 / Last modified on 2010-06-23 05:08:08 Copyright: Default

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