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現代車非正規職、「無条件の特別交渉を」

26日午後1時から特別交渉議題と交渉団構成などの会議

合同取材チーム 2010.11.26 15:19

12日間占拠座り込みを続けている蔚山現代車非正規職労組(支会)は、11月26日 に現代車との特別交渉の議題をめぐり、「座り込み解除の前提のない最高裁 判決による特別交渉」と、再度はっきり立場を整理した。これは11月25日12時に 金属労組、現代車支部(正規職労組)、全州、牙山、蔚山非正規職支会(非正規職 労組)の3主体会議でまとまった意見の文句が不明で、組合員の議論を経て、交渉 議題を整理しなおしたもの。

蔚山非正規職支会は26日午前、争議対策委員会(争対委)の会議を経て前提条件 なく、大法院判決による特別交渉を実施すると決めた。特別交渉の要求案は、 9月29日に非正規職3支会が決めた八項目の要求だ。蔚山非正規支会はこうした 立場を持ってこの日の午後1時から3主体会議を行った。この日の第2次3主体 会議では、また交渉議題と特別交渉に入る交渉団構成なども共に議論する。

▲第1工場で座り込み中の非正規職組合員たちの姿

蔚山非正規職支会がこのように決めた背景は、1次3主体会議で出た会議の案の 文句が合意案ではないのに、組合員に混乱を呼びかねない文句だったためだ。 蔚山非正規職争対委の関係者によれば、「座込場の中や外の組合員の雰囲気は、 今回の3主体会議で特別交渉をするという案ではなく、シート事業部のドンソン 企業の廃棄問題を中心にするのではないかという雰囲気が多かった。組合員から はっきりと最高裁判決による特別交渉要求を中心に交渉をしようという要求が 入り続けた」と説明した。

当初、3主体会議での意見案は「交渉議題はドンソン企業の廃業でストライキが 触発された、△座込場の非正規職の告訴・告発、損害賠償、治療費などの解決、 △今回の座込者の雇用保障(蔚山、全州、牙山)、△非正規職支会指導部の社内 での身辺保障、△不法派遣交渉に対する対策要求」と文章化された。しかし、 その文句に『ドンソン企業の廃業で触発された』や『不法派遣交渉に対する対 策の要求』等という表現があり、組合員たちは一番重要な不法派遣交渉要求が 副次化されるという認識が大きかった。これに伴い、工場外の組合員が賛否討 論で意見案を廃棄した。

争対委の関係者は、「組合員は身分保障や損賠仮差押さえはまず特別交渉をし すれば自然に出てくる内容なのに、そうした内容を前で強調して、後の部分で 特別交渉対策用意程度の文句が出てきたことが受け入れられなかった」とし、 今回の決定が交渉の廃棄ではないことを明確にした。

支会は今回の意見案をめぐり、本来3主体会議で出たのは合意案ではなく意見を 集約したものだと強調した。一部の言論で3主体の意見案がまるで合意案である かのように整理されて出てきたが、意見案をまた各支会で組合員と対話した後、 また2次会議をすることにしたという説明だ。(蔚山=メディア忠清、蔚山労働 ニュース、チャムセサン合同取材チーム)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-11-27 05:06:05 / Last modified on 2010-11-27 05:06:05 Copyright: Default

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