現代車牙山工場 非正規職ストライキに損害賠償請求

損賠、戒告状、告発...強硬姿勢を維持して非正規職圧迫

現代車非正規職のストライキは11日目と長期化しているが、使用者側は強硬姿 勢を維持し続け、非正規職を圧迫している。

使用者側は、蔚山工場に続いて牙山工場の非正規職労組(社内下請支会)幹部に 損害賠償を請求した。牙山工場の使用者側は、社内下請支会が11月17日午前8時 10分頃に全面ストを行い、生産損失車両台数16台と明らかにした。総3億990万 ウォンを請求し、労組幹部1人当り1千万ウォンを請求し、幹部と組合員を分離した。

損害賠償金額の納付方式は、11月30日までに口座で入金するものとして、口座 番号を残した。もし期間内に損害賠償の支払いを拒否すれば「当社は貴下に約 3億ウォンの連帯責任として損害賠償仮差押さえおよび損害賠償請求訴訟を提起 して、貴下が所有する不動産、自動車などの強制執行により上記の債権を最後 まで回収する」と警告した。

［出処:現代車牙山工場社内下請支会］

11月17日、非正規労働者が非正規職正規職化を要求して艤装工場に入り、正規 職管理者、警備員に組合員を引き出させて『集団殴打』した。労働者のストラ イキを無力化する代替人材投入を防ごうとしたが、『集団殴打』の過程で8人が 負傷し、肋骨や指を骨折するなどの重傷を負った。ソン・ソンフン支会長を含 み、4人が一時、使用者側のワゴン車で拉致された。

支会の関係者は「会社はとんでもない脅迫をしている。現代車は不法派遣をし て、われわれは調整申請まで終えて正当なストライキをしている。ところが、 代替人材を投入し、これを止めさせようとすると暴行した。むしろ私たちが 損害賠償を請求しなければならない」と伝えた。

支会は非正規職の正規職化を要求して、11月25日午後4時、温陽温泉駅の広場で 忠南地域労働者、市民社会団体が集まって開かれた集会で、損害賠償請求書を 燃やして抗議した。

現代車は、蔚山工場のイ・サンス非正規職支会長を含み、ストライキ組合員に 60億ウォンの損害賠償請求訴訟を出た。シートと第1、第2、第3工場の無断占拠 で64人を告発し、22日、27人に『妨害予防および妨害排除仮処分』申請をした。

また、現代車各協力業者は支会組合員の家ごとに家庭通信文と共に『戒告状』 を郵便で送った。戒告状は、『刑事上業務妨害の告訴および民事上損害賠償請 求通知』で、ストライキを中止して業務に復帰しろと指示し、拒否すれば刑事 上の業務妨害で告訴、民事上の損害賠償請求、社規による懲戒も避けられない と通知した。

支会の組合員は郵便の受け取りを拒否している状態だ。

支会の関係者は「不法は使用者側が行ったことを肝に銘じなければならない。 労働者を脅迫せず、大法院の判決により正規職化しろ」と主張した。

一方、11月25日、牙山工場非正規労働者は昼夜間の4時間部分ストをした。昼間組は 温陽温泉駅集会に大挙参加した。全州工場の非正規労働者も昼夜間6時間の部分ストを 続けた。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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