現代車正規職労組、26日に『特別交渉要求』残業拒否

現代車支部「昼食支援闘争」...占拠座込者『今日の昼食はチョコパイ二つ』

現代車支部拡大幹部、現場委員約300人が11月25日午前12時、昼休みに非正規 労働者が占拠している第1工場反対側の本館前に集まって昼食集会を開いた。

金属労組は代議員大会で、現代車非正規職闘争勝利のためにゼネストを決定、 具体的な計画として『現代車非正規職ファン・イナ同志の焼身を知らせるために、 11月23日から支会(事業場、事業部、分会)別の昼食闘争を展開する』と決めた。

イ・ギョンフン支部長は「非正規職占拠ストライキ10日目、チェ・ビョンスン 組合員が大法院で正規職を判決を受けて120日目だ。これまで現代車支部は連日 努力してきた。それでも使用者側は最終決定をしていない。これでは非正規職 問題は解けない」と会社を非難した。

また、金属労組、現代車支部、非正規職支会の3主体が集まって意見を集約した とし、「元請・下請連帯が美しい最後に行くために最善を尽くしている。3主体 が6時間にわたり内容を作った。使用者側の肯定的な回答だけが残された。 正規職と非正規職の対立という最悪の状態に行くかもしれない」と発言した。

イ・ギョンフン支部長は、『特別交渉を要求する意味』として、明日(11月26日) 全工場昼夜間残業(2時間)拒否闘争をすると明らかにした。残業を拒否した 拡大幹部は、午後5時30分、正門前で集会を開く。金属労組は26日を正規職-非正規職 共同行動の日と定め、残業拒否闘争を展開すると決めた。

昼食集会の後には水とのりまきなどを蔚山第1工場を占拠している非正規労働者に 伝える『昼食支援闘争』をした。

食べ物は昼休みをすぎた午後2時40分頃に工場に入った。現代車支部幹部は食事 を入れる前に、最大限使用者側との摩擦を避けるために意見を調整した。しか し、食事だけは入ったが寝袋は保留された。支部の関係者は「寝袋が入ると 座り込みが長期化すると思い、使用者側が防いだようだ」と話した。

▲水とのりまきを渡すため第1工場に入る現代車支部。工場の門の前を管理者が守っている。

現代車支部幹部が両手に食べ物を持って工場内に入り、1階と2階の間の狭い階 段通路にいた非正規労働者が食べ物を受け取り、2階に運んだ。正規職管理者が 工場の1階で連日待機している。

占拠中の非正規労働者は、「今日の昼食はチョコパイ二つだった」と笑った。

非正規労働者に食事を渡した現代車支部のイ・ギョンフン支部長は「物品補給 をして10日を越えた。幹部も眠れずにいる。美しい連帯、美しい闘争、美しい 仕上げのために最善を尽くしている」と非正規労働者に話した。

再度非正規労働者に向かって『美しい闘争』、『美しい連帯』を強調しながら 「物理力で非正規職を解散させれば現代車労使は破局だ。3-5日程度で終わるだ ろう。絶対に皆さんを物理力で解散させない。周辺にはスポンジなどが多い。 今、主体は私でないが、やむを得ず主体になっている」と話した。(蔚山=メディア忠清、 蔚山労働ニュース、チャムセサン合同取材チーム)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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