18日、19日、24日金属労組集会

［17日総合］蔚山第1工場ストップ3日目…全州、牙山も生産に打撃

金属労組(委員長パク・ユギ)は現代車非正規職労働者のストライキ闘争を支援 するために、全国のすべての労組の幹部を現代車工場に集結させ、決意大会を 開くことにした。労組決意大会は、現代車蔚山工場と牙山工場、全州工場に分 けて進められる。蔚山と全州集会は11月19日午後に開かれ、各々嶺南圏と湖南 圏の労組幹部を集める。牙山工場前の決意大会は忠南支部を中心として、18日 に開かれる。

▲17日午前、蔚山第2工場の社内下請支会組合員が占拠座り込みをして、ラインを止めた。［出処:金属労働者］

労組は11月17日午後3時に中央執行委員会の会議を開き、現代車蔚山、全州、牙 山工場での非正規職ストライキ闘争を社会的問題に拡散させる必要があると判 断、このように決めた。この日、中央執行委員は「今回の決意大会で、特に現 代車の使用者側が対話ではなく暴力的な弾圧を続けていることに関して、労組 次元で明確に警告しよう」と口をそろえた。労組は18〜19日に開催される集会 の後、また24日に蔚山に全労組の幹部を集め、第2次決意大会を開くことにした。

非正規労働者による現代車蔚山第1工場占拠ストライキが3日目に入った17日朝、 第2工場と第3工場でも一時的に生産が中断した。現代車第2工場の昼夜間非正規 職組合員約4百人が朝9時、管理者の封鎖を突破してライン占拠ストライキを断 行した。これにより第2工場の21〜22ラインの稼動が4時間中断した。同時刻、 第3工場の組合員も生産ラインの稼動を中断させるストライキを繰り広げた。

この過程で組合員を追い出そうとした管理者、用役と激しく衝突した。これに より非正規職組合員をはじめ支援していた正規職組合員など20余人が負傷した。 このうち一部の組合員は重傷で病院に移送された。

この日、牙山と全州でも生産を中断させるストライキ闘争が行われた。現代車 全州工場の非正規職労働者は、午後12時に争議対策委員会会議を開き、午後1時 から4時間のストライキを決めた。その後、4百人ほどの非正規職と正規職組合 員が、使用者側の代替人材投入を防ぎながらトラック第2工場占拠ストライキを 行った。牙山工場非正規職組合員約2百人は、この日の朝8時、奇襲全面ストで 一時的に生産ラインを止めた。

▲第2工場非正規職-正規職組合員が会社側管理者ともみ合っている。［出処:金属労働者］

非正規職労働者の闘争に連帯している正規職組合員の連帯も活発だ。17日には 蔚山第5工場の昼夜間代議員と現場組織委員100人ほどが食糧を持って第1工場の 座込み場を訪問した。この日午後2時から開かれた現代車支部拡大運営委員会で は、今回の事態解決のために支部が積極的に乗り出すことに決めた。

現代車使用者側は相変らず強硬な立場を固守する雰囲気だ。使用者側はこの日、 現代車蔚山工場正門前に2階の高さにコンテナを積んだ。またこの日、会社は非 正規支会幹部17人を業務妨害と退去拒絶、無断侵入の容疑で告訴し、損害賠償 請求訴訟もする方針を発表した。(提携=金属労働者)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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