現代車非正規職、ストライキ圧倒的賛成

牙山85%、蔚山90.5%、全州98.7%でストライキ可決

現代車非正規牙山、蔚山、全州3支会が11月11日と12日の２日間、2010年賃金団体協議争議行為の 賛否投票を実施した結果、圧倒的にストライキを決議した。

［出処:現代車非正規職支会］

牙山工場は総有権者305人中287人が参加し、賛成244票、反対43票で在籍数の80%、投票者数の85.02%の賛成率だった。

蔚山工場は総有権者1690人中1425人が参加し、賛成1290票、反対128票、無票7票で在籍対応76.3%、投票者対応90.5%の賛成率だった。

全州工場は総有権者354人中311人が参加し、賛成307票、反対4票で在籍対応86.72%、投票者対応98.7%の高い賛成率だった。

これで3支会は争議行為の手続きに入り、これに関して15日に中央労働委員会で調停会議が開かれる。

全州工場社内下請支会のチョ・ポンファン事務長は 「組合員のストライキの熱気は高い。 7月22日の大法院判決と、12日の牙山工場勤労者地位確認訴訟の高裁結果が一部影響した」と伝えた。

大法院は7月22日、社内下請労働者が2年以上働けば元請会社が正規職として直接雇用したと見るべきだと判決した。

また、11月12日、ソウル高等法院は現代車牙山工場社内下請労働者7人が提起した勤労者地位確認訴訟で 「2年以上働いた労働者は正規職」という原審を確定、特に現代車のすべての生産ラインに不法派遣の適用が可能だと 判決があり、非正規労働者の闘争を力付けそうだ。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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