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ヘリコプターが投下した催涙液を受けた双龍車労働者に火傷

水泡ができ、皮膚がむけ、「溶けた」の証言も

メディア忠清特別取材チーム www.cmedia.or.kr / 2009年07月24日16時58分

▲ふくらはぎ部位[出処:メディア忠清]

7月22日に警察がヘリコプターから投下した催涙液を受けた双龍車労働者が火傷 や水ぶくれができた。また「肉が溶けて流れた」と証言して衝撃を与えている。 現在、3人の労働者がこうした症状を訴え、その数はさらに増えるものと見られる。

警察は22日からヘリコプター3機を動員して平沢工場に無差別に催涙液、催涙ガ スをまき、当日労働者は呼吸困難、皮膚の痛みなどの苦痛を訴えた。

ある労働者は22日に催涙液を受けた後、ますます目の周囲に水ぶくれができ、 陰部の皮膚の一部が溶けて流れたと証言した。

[出処:メディア忠清]

彼は「とても暑く、組み立て3、4チーム屋上換気口のそばに座っていたが、ヘ リコプターの音がしたので空を見上げた。ところがヘリコプターが近付いて、 私の40cmの前に催涙液が入った袋を落とし、袋の中の催涙液が顔と服に飛んだ。 目もあけられず、転がっているビニールで顔を隠してのろのろと這って出ると 同僚が私を引っぱった」と話した。

彼はまた「目と顔が痛く、同僚と共にばく大な量の水で目と顔を洗って落とし た。時間がたつと水ぶくれができ、同僚が持っていた火傷軟こうを塗った」と 語った。ズボンにも催涙液が飛び、時間が経って皮膚にやけどの症状が現れた り溶けて流れたり、皮がむけたとも話した。しかしいくら痛くても使用者側、 警察、用役が工場進入を試みる『戦場』のような工場で、彼は安心してゆっく り休めなかった。警察の連行のため、治療を受けに病院に行くこともできない 実情だ。

彼は「人の前に催涙液を落とすのは、人を殺すことだ。すぐ目の前に投げるの は殺人行為だ。人がいるテントにも投げた。私たちも同じ国民だ。こうした危 険な薬品を投げるとは...人間でもない。どうしてそんなにきつい薬を使うこと ができるのか」と怒った。

また「毎日催涙液を浴びているが、みんな種類が違うようだ」と疑問を現わす こともした。

また他の労働者はふくらはぎ、足の甲などに皮膚がむけ、うす赤くはれ上がっ たり黒い光を帯びている。催涙液を受けたり皮膚についた労働者は現在すべて 似た症状だ。

▲足首部位[出処:メディア忠清]

[出処:メディア忠清]

現在座り込みをしている労働者は、催涙液、催涙ガスをかぶっても双龍車使用 者側の断水措置で洗うこともできない。ただし飲料水で応急措置をしている状 態だ。医療陣の出入も統制され、治療も受けられない。

催涙液任意製造およびスチロールを溶かすなどの現象について、京畿道警関係 者は「機動隊装備班で作ったと理解している」とし、それが技術的・専門的と は言えないと述べた。続いて「催涙液に関する記者会見を準備している」と伝 えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-07-26 22:42:26 / Last modified on 2009-07-26 22:43:13 Copyright: Default

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