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20年後、初の解職...全教組蔚山第2段階闘争に突入

[蔚山労働ニュース]蔚山教育庁座り込み整理、蔚山教師決意大会を開催

イ・ジョンホ記者/ 2009年07月15日11時50分

7月14日午後5時30分、蔚山教育庁前で報復懲戒糾弾全教組弾圧粉砕蔚山教師決 意大会が開かれた。

前日、蔚山教育庁は一斉試験反対体験学習に賛同した全教組教師3人に解任 と停職2、3か月などの重懲戒をした。

ムリョン高のチョ・ヨンシク教師の解任決定は、1989年に全教組が発足して 約1500人の教師が解職されてから蔚山では20年で初めての出来事だ。

「34年間学校にだけ通ったのに出て行けと言うなら死ねということ...」

全教組蔚山支部のト・サンヨル政策室長は、経過報告で「不正選挙3点セットを 疑われているキム・サンマン教育委員長が自分に適用すべき基準を全教組教師 に適用し、重懲戒にした」と糾弾して「市民と連帯する闘争のために23日間の 教育庁座り込みを終わり、第2段階の闘争を準備する」と明らかにした。

停職3月の重懲戒を受けた全教組蔚山支部パク・ヒョノク主席副支部長は「もう これ以上涙を見せず、たくましく闘う」とし「これまで闘争を支援してくれた 市民社会団体に連帯で報いる」と話した。

停職2か月を受けたキム・ヒョンサン教師(ハクソン中)は「停職で明日から全教 組蔚山支部専任活動を二か月間することになった」とし「短いがその期間に教 育庁が振り回した刃を必ずかえす」と話した。

20年ぶりの蔚山地域解職教師になったチョ・ヨンシク教師は「34年間学校だけ 通い、できることは子供を教えることしかないのに、学校を出て行けというの は死ねということ」とし「解任通知に少しも屈することなく報復懲戒と戦う」 と話した。

チョ・ヨンシク教師は「教育庁の解任通知は全教組組織活動への誇らしい勲章 だと思う」とし「この勲章を色あせないように毎日磨きあげ、表彰と刃にして かえす」と声を高めた。

「教育委員長の息子と同じように加重処罰すれば無期懲役や死刑に処せ」

蔚山労働者ダンスチームと蔚山民芸総の公演に続き、連帯発言をしたコ・ヨン ホ蔚山教育連帯代表は「教師、父兄、市民の間の差異と対立が存在するのは事 実だが、1年半を経てわれわれ内部の差異は大きくなく、共に手をとり実現すべ きことは多いと骨に凍みて感じている」と話して、1989年、全教組活動に率先 して罷免、拘束されて1991年に胃ガンで亡くなった故シン・ヨンギル教師の詩 「同志よ、われわれは勝っている」を朗唱した。

蔚山労働者歌グループの歌公演に続いて全国公務員労組蔚山本部イ・チュンシク 本部長が連帯発言に出た。

イ・チュンシク本部長は「体験学習と時局宣言は不法ではなく、無給休職なの に停職にするのは理解できない」と批判した。

続いてチョ・ヨンシク教師の例をあげ「停職3か月と減給1か月を合わせて加重 処罰し、解任するのなら、、選挙法違反で拘束されたキム・サンマン教育委員 長の息子は懲役と罰金を合わせて加重処罰して、無期懲役や死刑に処しなけれ ばならないが、そんなことがあるだろうか」と問い直した。

教育庁の座り込みを終えて蔚山の教育を生かす第2段階闘争に突入

23日間教育庁座り込み闘争をした全教組蔚山支部のチャン・インゴン支部長が 最後の宣言のために貨物連帯蔚山支部が用意した大型トラック舞台に上がった。

チャン・インゴン支部長は「2009年7月13日は、キム・サンマン教育委員長によ り蔚山の教育が殺された日」とし「全国の誰もあえて挑発できない一斉試験反 対闘争に、解任と停職をしたキム・サンマン教育委員長の行為は、懲戒教師3人 への行為ではなく蔚山教育と教師、学生、市民への行為と全く同じ」と話した。

続いて「時局宣言をしたという理由で全教組蔚山支部役員を刑事告発し、13〜 14日に検察に出頭させる張本人がまさにキム・サンマン教育委員長」とし「3人 の懲戒でも足りず、全教組の種を完全に絶やそうと決意したようだ」と憤慨した。

また蔚山教育庁が学校の政策とユン某事務官を通じ、全教組事務室を移動する よう通知してきたとし「事務室を明け渡し、本来の我が家である蔚山教育庁の 中に入ろう」と声を高めた。

これと共に「四回の集会と一度のキャンドル集会が、本来、罷免、解任を計画 した教育庁の懲戒水位を下げた」とし「闘争でキム・サンマン教育委員長を後 退させたのは勝利だが、部分的勝利に満足せず、懲戒を認めることも、容認す ることもできない」と力説した。

チャン・インゴン支部長は「完全な勝利のために今日座込み場を撤去して蔚山 の教育を生かす第2段階の闘争を展開する」とし、請願審査請求と共に懲戒効力 停止仮処分申請を出して、請願で懲戒量刑を下げたり棄却させてもそこで止ま らず行政訴訟をすると強調した。

チャン支部長は組合員たちに、2010年6月まで蔚山市内10大拠点宣伝戦と署名運 動に賛同すること、ベランダ横断幕購入・付着、2次時局宣言賛同を訴え、キム・ サンマン教育委員長の特講がある17日にシンミョン修練院に結集することを闘争 指針として明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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