発電労組一日指名スト突入

1500余人定員削減などに反発...6日には全組合員ストライキ

韓国発電産業労働組合(発電労組)が11月2日午前8時から幹部指名ストに突入し た。この日のストライキは、午後6時まで進められ、100余人の労働組合幹部が 参加する。

発電労組は「指名ストで09年下半期闘争を本格的に始める」と述べた。11月6日 には必須維持業務勤務者を除く全組合員が参加する全面ストライキを行い、以 後、循環ストライキなどを続ける計画だ。発電労組は9月の争議行為賛否投票で 投票参加組合員(83.97%)の62.18%が賛成し、ストライキを決定した。

発電労組は「年を越して進められた団体交渉と、2009年の賃金交渉は、使用者 側の不誠実な態度で少しも進展せず、労組が要請した中央労働委員会の調整手 続きも使用者側の無誠意で何の成果もなく10月28日に終結した」と、ストライ キ突入の理由を説明した。

発電5社は現在、1570人の定員削減と大卒初任給16.4%削減を進めている。発電 労組によれば、現場では600人以上の人員が不足しており、労働者の労働強度が 高まっており、海外事業と新規発電所建設などでさらに多くの人員が必要な状態だ。

発電労組は「使用者側が誠実に対話に臨まなければ闘争程度を高めて行く」と 明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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