ユン・ヘモ現代車支部長に実刑1年

法院「不法ストライキ」の判決に金属労組反発

ユン・ヘモ金属労組現代自動車支部長に実刑が宣告された。

蔚山地方裁判所は12月11日に開かれた裁判で、ユン・ヘモ支部長にストライキ による業務妨害で懲役1年を宣告した。法院は判決文で「産別中央交渉過程で起 きたストライキは、正当な争議行為から逸脱した不法ストライキであり、スト ライキによる生産の支障が多かったので実刑宣告が不可避だ」と明らかにした。

しかし金属労組は「6月24日から三日間の当時のストライキは75.5%が賛成した 合法ストライキで、現代自動車との交渉も産別中央交渉、賃金、交代制改善な どどの部分も正当性を逸脱する不法の余地はなかった」と反論した。

金属労組はユン・ヘモ支部長の実刑宣告の直後に声明を出して「実刑宣告は持 てる者が司法府を使い、金属労組と主力事業場の現代車支部を露骨に弾圧する もの」とし「ユン・ヘモ支部長を即刻釈放しろ」と政府に要求した。

ユン・ヘモ支部長は今年の金属労組産別中央交渉指針に従い、7月に現代車支部 で部分ストを行って手配され、11月5日に蔚山東部警察署に自主出頭した。共に 裁判を受けた現代車支部のキム・テゴン首席副委員長は懲役10か月、執行猶予 3年、キム・ドンチャン前1工場代議員代表は懲役10か月、執行猶予2年を宣告さ れた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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