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キリュン断食者たち、塩と酵素も断つ

キム・ソヨン分会長・ユ・フンヒ組合員、病院搬送と応急措置も拒否

チョン・ムンギョ記者 moon1917@jinbo.net / 2008年08月12日13時48分

8月12日、市民社会団体がキリュン電子事態の解決を要求して記者会見を行った。 記者には、予定の記者会見文の他にもう一つの資料が配布された。断食をして いるキム・ソヨン分会長とユ・フンヒ組合員が塩と酵素も断つという内容だっ た。キリュン分会組合員たちも配布前まではどんな内容なのかを知らなかった という。記者会見に参加した保健医療連合の関係者は、「今のように猛暑の日 は、医学的に2〜3日頑張るのも難しい」と話した。以下はキム・ソヨン分会長 が作成した文の全文だ。

断食63日目、塩と酵素を断ちます。
強制的な病院搬送も応急措置も拒否します。

昨日の4時のキリュン電子側との交渉は、交渉ではありませんでした。キリュン 電子側が一方的に立場を通知し、分化が要求を提出しましたが、真摯な検討も なかったばかりか、対話できる人だけで議論しようと言って分会の交渉委員が 退場するよう要求するとんでもない場でした。キリュン電子は相変らず非正規 女性労働者の命とは無関係に高圧的な姿勢を続けています。

不法派遣に対して1080日以上闘い、生死を行き来する断食62日目の昨日、私は とてもみじめでした。

キリュン電子分会は、なんとか労使間で合意点を見つけようと努力しました。 しかしキリュン電子はどんな法的責任も負わないという一貫した立場と、国内 生産施設は下請けを含み、全くないと主張して、第3の会社新設就業斡旋をする という立場から変わりません。しかしキリュン電子分会によってキリュン電子 の主力生産施設の衛星ラインもラインが設置されている工場が確認されました。 キリュン電子分会員はその瞬間さえ逃れればいいという使用者側の欺瞞的な姿 と嘘に怒りました。こんなキリュン電子側の姿は、1080日闘って、われわれ組 合員が見てきた一貫した姿です。

多くの仲間たちが私たちの健康を心配しています。生きて戦うべきではないか といいます。キリュン電子側も交渉の場で、あなた方が断食している人々を殺 しているのではないかと言っています。

断食を中断すること、その道はキリュン電子がこれまでの不法行為を反省して 労働組合の要求を受け入れることです。私たちの要求は無理なものではありま せん。キリュン電子がその気になれば、今すぐできることです。ところが断食 62日を超えても目ばたき一つせず、むしろ労働組合を攻撃しています。

仲間たち! 現在断食している私が高圧的な姿勢を続け、問題を解決する意志を 見せないキリュン電子に再度抗議できることは何かと悩みました。仲間たちが 心配するので、健康をあまり深刻に害さず最大限頑張ろうと、うまく喉を通ら ない水もがんばって飲み、血糖低下によるショックを防ごうと少しずつ酵素も 飲んで維持してきました。断食50日目で『入棺式』までして棺桶に人を入れる のではなく、韓国からなすべきものを集めて入れて焼こうと決意したりもしま した。

しかし仲間たち! 今の現実は私たちの決意の通りになりません。現在キリュン 電子は完全に私たちの命を出せといっています。まさかお前たちが本当に死ぬ のかと言って、逆に労働組合を攻撃しています。

社会的にキリュン電子の問題が浮上し、大きな関心と支持が送られていますが、 政府与党とキリュン電子は無視しています。再度の決断が必要だと私は判断し ます。今日この時刻から、私は酵素と塩を断ちます。水だけであとどれくらい 頑張れるのか分かりませんが、キリュン電子が決断するまでやります。私が倒 れても、強制的な病院搬送や応急措置も拒否します。

健康を心配してくれする仲間たちには本当に申し訳ありません。しかし現在、 私がもっと抵抗する方法は何なのか、雨が降り稲光が光る昨夜、徹夜で悩みま した。そして決断しました。

キリュン電子は、彼らが犯した不法派遣に罰金500万ウォンを払い、すべて処罰 はおわったと叫び、法は君たちを復職させろとはいっていない、不当解雇訴訟 で支持されなかったじゃないか、それでも、会社は恩恵を施してやる、それも 就業斡旋をすると無理に押し切っています。

非正規職労働者が法で保護されないということは世の中の皆が知っています。 だから非正規労働者をきちんと保護することができる法を作れと要求していま す。結局、法で保護されない私たち非正規職は、こうして命を投げ出さなけれ ばならないのが現実です。あまりにも胸が痛む現実ですが、仲間たち! 切迫し たキリュン電子非正規女性労働者の闘争に最後まで連帯して下さい。仲間の胸 を痛めて申し訳ありません。

2008年8月12日

断食63日目キム・ソヨン拝

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-08-13 16:57:59 / Last modified on 2008-08-13 16:58:00 Copyright: Default

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