民主労総、代議員大会成功『一日ゼネスト』を宣言

全員一致で総力闘争計画案通過、「7月を労働者抗争の月に」

民主労総、内部の問題を先送り、ゼネスト計画通過に専念

民主労総が44次臨時代議員大会で来る7月2日の一日ゼネストと7月総力闘争を 宣言した。

民主労総は今日(6月19日)午後2時から韓国女性政策開発院講堂で44次臨時代議 員大会を開き、一日ゼネストを含む6〜7月の総力闘争計画を全員一致で通過さ せた。

これまで民主労総代議員大会は成員不足で延期や流会を繰り返してきた。その ため今日の代議員大会も、終始民主労総指導部は成員不足を心配していた。民 主労総の李錫行委員長は、代議員大会を始めるにあたり「今回の代議員大会は、 全国民の関心の中で開かれる」と代議員が席を守るよう訴えた。

今日の代議員大会は、成員976人中549人の代議員が出席(過半489人)し、開会した。

また、今日の代議員大会では、これまで4回も案件として上程され、鋭い意見の 対立と成員不足で通過できなかった『韓国進歩連帯加入の件』が上程され、再 び長い議論とこれによる成員不足が憂慮されていた。しかし李錫行委員長は、 現場で産別代表者会議を開き、この案件を次の代議員大会に先送りすることを 決定、代議員の同意でこの案件を議論せず先送りした。

今日の代議員大会の成功で、ひとまず民主労総はゼネストへの高い山を一つ越 えたが、実際には巨大組織の金属労組が現代車支部の投票結果による議論があ り、組合員は実際にゼネストに大挙参加できるのかなど、険しい道のりが予告 されている。

民主労総、6月21日に10日規模で組合員組織、キャンドル集会に参加

今日通過した『6〜7月総力闘争計画』で民主労総は、毎週水曜日と土曜日集中 キャンドル文化祭を開き、20〜22日に予定されている48時間非常国民行動に積 極的に参加、21日には10日の規模で組合員の集中参加を組織する計画だ。以後、 民主労総は「7月の1か月間、全加盟傘下組織の組織的力を総力動員して、ゼネ ストと総力闘争展開する」と決め、産別ごとに具体的闘争計画をたてる予定だ。

また、7月1日で施行1年をむかえる非正規法に関して民主労総は、『非正規法施 行1年、問題点と対応課題』を主題として6月23日に討論会を開き、25日には非 正規労働者現実暴露証言大会を開催、30日には非正規悪法葬式を大統領府前で 開催するなど、非正規法の問題点を知らせる計画だ。

今日代議員大会は決議文を採択して終わった。

民主労総の代議員は決議文で「民衆のキャンドルと民主労総の闘争が一つの道 で熱く出会っている」とし「民衆のキャンドルの広場で労働者、民衆の利益の ために闘う組織、社会的要求に自分の役割を果たし、最後まで責任を取る組織 として、民主労総の名前が誇らしく叫ばれるだろう」と声を集めた。

一方、今日の代議員大会では、前の定期代議員大会で通過できなかった△2007年 事業評価および決算承認件、△2008年事業計画および予算承認の件、△労働運動 革新委員会設置の件、△直接選挙制総合計画確定の件なども処理された。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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