民主労総、全国12のイーランドを封鎖

売り上げゼロ闘争を続け、「全国で野火のように起きる闘争に」

「ただがんばって働いた雇用を奪わないということ」

民主労総が全国同時多発で労働者大会を開き、イーランド事態を長期化させて いるイーランドの態度を強く糾弾した。18日、ソウル駅広場で開かれた労働者 大会は、当日の気温のように熱く開催され、短い集会の後でニューコア江南店 とホームエバー上岩店への『売り上げゼロ闘争』を展開した。この日の集会に は3千人の労働者が参加した。

民主労総の李錫行委員長は、「われわれは必ず勝利する」とし「店に駆け付け、 売り上げゼロ闘争を展開しよう」と短く大会発言を終わらせた。

▲ホームエバー上岩店の前に集まった労働者。警察は労働者が店に接近すること徹底的に防いだ。/キム・ヨンウク記者

ニューコア-イーランド労組組合員の発言も続いた。

ニューコア労組のチョン・ビョンウォン組合員は、「この闘争は賃金闘争では なく、非正規職を撤廃する闘争であり、構造調整に反対することであると、こ れまで組合員たちと確認してきた」とし「全国で野火のように起きる闘争で、 非正規法がいかに多くの非正規職労働者を作るのかを知らせよう」と話した。 イーランド一般労組のキム・ミオク組合員は、「われわれは2ヶ月の闘争で闘 士になった」とし「もっと金を払えということではない。単に私たちががんばっ て働いてきた雇用を奪うなということ」と闘争の要求を明確にし、「最後まで 闘争する」と約束した。

▲警察車の壁で囲まれたホームエバー上岩店の入口/キム・ヨンウク記者

全国12店舗を封鎖

続いて集会を終えた労働者たちは、イーランドの店舗に移動した。そのため、 ソウルではニューコア江南店とホームエバー上岩店の営業が全面的に中断した。 この過程で、集会を阻止する警察と集会参加者の間で衝突があった。

▲イーランドが警察車の壁の小さなスキ間から営業し、労働者は体でこの穴を防いだ。/キム・ヨンウク記者

▲キム・ヨンウク記者

この日、全国同時多発で開かれた民主労総の労働者大会では大田、忠南、忠北、 全北、光州、全南、大邱、慶北、蔚山、釜山など、全国12のイーランド系列の 店舗が封鎖され、営業も中断された。

一方、民主労総は「イーランドが社会的弱者である女性非正規労働者を搾取す る代表的な悪徳企業であると同時に、労組を認めず抹殺の対象としか見ない代 表的な反労働企業なので、悪質な使用者を退出させる強力な闘争を展開してい る」と発表した。

民主労総は8月16日から千人の労働者で先鋒隊を構成し、毎日イーランド系列 の店舗打撃闘争を行っている。8月21日には、ソウル女性プラザで臨時代議員 大会を開き、全国的な闘争計画を宣言する予定だ。

▲キム・ヨンウク記者

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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