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「われわれの闘いは正当だ」

公権力投入が差し迫ったホームエバー上岩店座込み場、組合員たち決意大会中

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年07月19日23時15分

公権力投入が差し迫ったホームエバー上岩店の座込み場では、イーランド一般 労組の組合員たちが公権力投入に備えて、気持を引き締めている。今日で占拠 座り込みは20日目をむかえた。

▲キム・ギョンウク委員長が組合員に要請している。

今日(19日)、公権力が投入されれば交渉の中断直後に政府によって行われるこ とになり、労組は対話の意志を変えていないが、政府はむしろ政府が事態を悪 化させたという非難を避けられないものと見られる。

17日の交渉でも労使は交渉「中断」という言葉を使ったが労働部は「決裂」と いう表現を使い、むしろ交渉再開に悪影響をおよぼした。交渉が再開された18 日も労働部の李相洙長官がブリーフィングで「交渉が成功しなければ公権力を 投入する」と述べ、労組は「交渉に冷水を浴びせる行為」と強く批判した。

こうした政府の態度は今の事態を破局に追い込む根本的な原因と指摘されてい る状況だ。

▲組合員たちは涙を流した。

イーランド一般労組のキム・ギョンウク委員長は「われわれは不法占拠ではない」 とし「われわれは生存権を守るために正当な闘争をしている」と話した。

キム・ギョンウク委員長は、公権力の投入を不安に思う組合員たちに、もし公 権力が投入され、連行されたときに準備すべきことを知らせた。キム・ギョン ウク委員長は「四方から警察が入ってくるだろう」とし「だが、連行されても 過ちはないのだから怖がる必要はない」と話し、「警察が暴力をふるっても、 われわれはただ言葉で話せばいい」とし「警察署に行ったら弁護士の指針に従っ て動け」と頼んだ。

続いてキム・ギョンウク委員長は逮捕令状が発行されたことを意識して「われ われは今夜が過ぎれば少し別れることになるかもしれないが、必ず戻って、ま た闘争する」と声を高めた。

支持の手紙も到着している。キム・ジンスク民主労総釜山本部指導委員が座込 み場に手紙を送ってきた。キム・ジンスク指導委員は手紙で「人は花より美し いのか。一日8時間立ったままトイレも行けなかった彼女たちも美しいのか」 とし「彼女たちの闘争は私たちすべての闘争だ」と支持の心を伝えた。キム・ ジンスク指導委員の手紙に組合員たちは涙を流した。

午後11時現在、座込み場の中では組合員が集まって、決意大会を進行している。

▲警察は四方から入ってくるだろう。カート間に商品陳列台が見える。

一方、座込み場外では座込み場の公権力侵奪が差し迫っているという知らせが 伝えられ、座り込みを支持する人々が集まり、キャンドル集会を開いている。 また、民主労働党の国会議員が座込み場に続々と到着している状況だ。しかし 外注職員に阻止され、座込み場に入れないという。

▲彼女たちが働いていた所は20日間食堂になって、寝室になっていた。

▲民主労総の李錫行委員長とチョン・ヨンセ民主労働党議員、イ・ヘサム民主労働党最高委員が外注職員と警察に阻止され、座込み場に入れない。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-07-21 03:22:37 / Last modified on 2007-07-21 03:22:38 Copyright: Default

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