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金属労組、経済人総連・現代車グループ糾弾集会

「最後まで産別交渉に出てこなければ無期限ストライキ」

チェ・イニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2007年07月10日21時07分

▲金属労組は「経済人総連が交渉には出てこず弾圧ばかりを続けている」とし10日午後1時経済人総連前で糾弾集会を開いた。/イ・ジョンウォン記者

全国金属労働組合が7月10日、経済人総連と現代車グループを相手に糾弾闘争 を行った。

これは金属労組による6月末の反FTAストライキに関して、経済人総連が大挙し て告訴告発を行い、指導部27人が逮捕令状を発行され、臨時団体協議の時期に 産別中央交渉に参加しないことを勧める文書を会員会社に発送するなどの動き を見せたことによるもの。

現代起亜車グループも、自動車産業内で主導的な地位を占めながら、金属労組 の産別交渉にはずっと参加していない。金属労組は「韓国社会の労使関係を変 化させるために主導的な役割を果たすべき現代起亜車グループが、産別交渉に 出ず金属労組を否定する態度を取っていることを糾弾し、一日も早く産別中央 交渉に出てくることを要求している」と糾弾集会の背景を明らかにした。

▲オ・サンリョン金属労組副委員長が、「経済人総連」と書かれた大横断幕を鎌で破る象徴儀式を進行している。/イ・ジョンウォン記者

これに伴い金属労組は10日午後1時頃、麻浦区大興洞にある経済人総連ビルの 前で、各支部の幹部と組合員5百人あまりが参加した中で集会を開いた。

チョン・ガプドク金属労組委員長はこの日の集会で「無労組サムソン、浦項製 鉄、LGなどの大企業が後でがんばっている経済人総連が先頭に立って金属労組 の弾圧に熱を上げている」、「『労組のおかげで国の経済が苦しくなる』とい う経済人総連の論理は真っ赤な嘘」と糾弾した。

チョン・ガプドク委員長は「指導部は、逮捕令状に萎縮せず、できることはす べてする」、「7月末臨時団体協議妥結を目標に『ストライキのためのストラ イキはしない』と中執会議で決めた。それだけに、今は資本が答える番だ」と 産別交渉成功の意志を明らかにした。

▲集会を終えた後には経済人総連建物にタマゴを投げ、抗議の意思を示した。/イ・ジョンウォン記者

決意大会を終えた参加者らは「経済人総連」の名前が書かれた大横断幕を鎌で 破り、経済人総連のビルにタマゴを投げて抗議を表わした後で集会を終えた。 午後3時30分から良才洞現代自動車本社前で開かれた糾弾集会には、経済人総連 糾弾集会を終えて移動してきた参加者と起亜自動車支部千余人が参加した。

金属労組は経済人総連と大工場が最後まで産別交渉に出なければ、18日から 3日間の警告ストライキを行い、23日からは全面無期限ストライキに入る方針だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-07-12 10:01:23 / Last modified on 2007-07-12 10:01:24 Copyright: Default

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