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忠南金属労働者、慶南製薬正常化を要求して全面ストライキ

25の事業場で1000人の労働者が参加

チョン・ユンミ メディア忠清記者 moduma@jinbo.net / 2007年11月29日12時46分

11月28日午後2時、忠南道牙山市にある慶南製薬支会で「慶南製薬正常化のため の全面ストライキ勝利決意大会」が開かれた。この日の決意大会には全国金属 労働組合(以下金属労組)忠南支部に所属する25の事業場から約1000人の組合員 が参加した。

彼らは現在慶南製薬の所有主であるHSバイオファームに誠実な交渉を要求して いる。慶南製薬組合員が懐かしい職場に戻る日まで共に闘うことを宣言した。 また労働組合の弾圧が続けば12月2日に2次全面ストライキに突入すると明らか にした。

「弾圧が続けば忠南地域の金属労働者は2次全面ストライキ突入」

金属労組のパク・クンテ副委員長は、「政府と資本家らは、経営権は神聖不可 侵だと言う。だが、それよりもっと重要なことは労働者の生存権だ」と強調し、 「韓国社会の基準として、労働者の権利が最も重要と認められる時、労働者は あらゆる弾圧と投機資本に勝利できる」と主張した。

金属労組慶南製薬支会のパク・ヘヨン支会長は、「これだけ多くの労働者が共 に戦っているので力が沸く」、「(株)慶南製薬を買収したHS バイオファームは 金でできるすべての手段を動員して全組合員を弾圧しているが、私たちは一人 の落伍者もなく現場に復帰する」と明らかにした。

金属労組忠南支部のチョン・ウォンヨン支部長は「資本家らは闘争現場のあち こちに外部の警備員を投入して、労働組合の闘争を弾圧している」とし「会社 が苦しいと言って構造調整を敢行する資本家は、外部の警備員に払う金は惜し くないようだ」と皮肉った。続いて「資本家らが労働組合への弾圧を止めなけ れば、忠南地域は12月に2次全面ストライキに入る」と警告した。

参加者は宣言文で「金属労組は対話で合意を引き出し、工場化を正常化させよ うと我慢して待った。だが、HSバイオファームが労組抹殺を続けるばかりで、 合理的な問題解決をしようとしないのなら、それ以上に必ず報復する」と宣言 した。また「また外部の警備員を動員して神聖な労働現場を汚すな」、「HSバ イオファームはすぐ職場閉鎖を撤回して交渉の席につけ」と要求した。

ビタミンCレモナで有名な慶南製薬は、2003年10月に慶南製薬の株式の70%を 210億ウォンで買い取ったあと緑十字に編入され、2007年8月15日にコスダック 企業のHSバイオファーム(代表イ・ヒチョル)に再買収された。この過程で緑十 字は売却金として127億4000万ウォンを受け取った。

▲鉄条網に囲まれた慶南製薬[出処:バレオ協調コリア支会]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-12-03 14:03:24 / Last modified on 2007-12-03 14:03:25 Copyright: Default

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