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イーランド非正規職、バスに乗って闘争再始動

ホームエバー浦項店開場阻止闘争突入、12月6日新道林店開場も防ぐ予定

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年11月27日19時02分

「われわれは生きている」

ニューコア-イーランド一般労組が今日(11月27日)から「非正規職大量解雇! イーランド悪質企業!」という大きな文字が書かれたバスに乗って全国を回る。

ニューコア-イーランド共同闘争本部は今日、マロニエ公園で記者会見を開き、 イーランドグループの新規店舗開場を糾弾して、イーランドグループのパク・ ソンス会長の即刻帰国を要求した。パク・ソンス会長は国会環境労働委員会の 国政監査に証人に採択されると「海外出張」を理由に出国し、まだ戻っていな い。そのため国会環境労働委員会は「パク・ソンス会長が意図的に証人出席を 回避するために海外で逃避したと見られる」と検察に告発した。

▲闘争バスの前で記者会見が進められた。/イ・ジョンウォン記者

イーランド一般労組のキム・ギョンウク委員長は「パク・ソンス会長は米国に 逃げて戻らずにいる。検察は拘束捜査をしなければならないが、中途半端に対 処している」と指摘して、「イーランド会社側は旧盆が過ぎれば組合員が消滅 すると思っていたようだが、われわれは相変らず生きている」として「パク・ ソンス会長が拘束されるまで、止まることなく戦って行く」と明らかにした。

「パク・ソンス会長、仕事を差し置いて帰国しろ」

ニューコア-イーランド一般労組のバスは明日(28日)浦項に向かう。非正規職問 題で疲弊しているが、イーランドが浦項にホームエバーを新規開場するためだ。 イーランドは12月6日にはソウル、新道林にも新規売り場をオープンする予定だ。 浦項店では、新規のスタッフ全員を非正規職で採用しようとしていて、労働界 の強力な非難に置かれている。

これに対して記者会見の参加者は「労組抹殺だけに血眼になってグループ最大 収益店舗のニューコア江南店を協議もなく一方的に売り払った。あきれたこと に浦項とソウルの新道林には新店舗をオープンさせようとしている」とし「い くら傍若無人なイーランド資本でもやり過ぎではないか」と批判した。

労組側は28日から29日にかけて、浦項店新規開場を阻止する戦いを行い、12月 6日には新道林店オープンを阻止する闘争を行う予定だ。

▲イ・ジョンウォン記者

記者会見の参加者は「パク・ソンス会長は仕事をやめてすぐ帰国しろ」とし、 「いつよりも労使間での緊密な対話が必要な今、最終責任者がまったく海外逃 避しているなどとんでもない」と指摘し、「イーランド資本は無責任なことこ の上ないニューコア江南店の売却を撤回して、非正規職量産の決定版ホームエ バー新規オープンを即刻中断しろ」とイーランドグループに要求した。

一方、手配されているニューコア労組のパク・ヤンス委員長とユン・ソンスル ニューコア労組順天支部長は、明洞聖堂裏の聖母マリア像の前で寝袋一つだけ を抱えて座り込みを続け、ニューコア-イーランド労組組合員22人が韓国キリス ト教協議会の建物で座り込みに突入した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-12-03 13:58:39 / Last modified on 2007-12-03 13:58:40 Copyright: Default

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