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港湾労働者ストライキに海上警察を投入、海の上で対峙

麗水-光陽港港湾労働者ストライキに突入、光陽港封鎖闘争

チェ・イニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2007年11月23日17時42分

麗水-光陽の港湾労働者のストライキ現場に海洋警察が投入され、組合員三人 が海に飛び込むなど危ない状況が起きた。

11月21日にストライキに突入した労働者たちは、民主労総運輸労組・空港港湾 運送本部ホチスン/KIT支会、ドンソン港運支会の組合員たちで、最低賃金保障、 雇用保障、勤労条件改善などを要求して光陽港コンテナ埠頭のホチスンターミ ナルと韓国国際ターミナル(KIT)の2か所で荷役と入出港を中止させた。麗水光 陽曳船支会も22日に連帯部分スト突入を宣言した。

労働者たちが光陽港でKITターミナルの入出港を阻止したことで、今日午後12時 40分頃、海上警察が投入されて曳船支会組合員のタグボートと海上で対峙する 場面が演出された。20余隻の海上警察の船舶が曳船支会組合員のタグボートを 港湾に押し出し、3人のホチスン支会組合員が「われわれの正当な要求を聞き入 れるまで一隻の船も入港させない」と海に飛び込んだ。幸い組合員たちはすぐ 救助されたが、無理な海上警察の投入がストライキ中の組合員の怒りを呼んで いる。

▲曳船支会組合員のタグボートを押し出すために集まる海上警察の船舶[出処:民主労総全南本部]

▲ストライキに入った港湾労働者が光陽港コンテナの上で備えている。[出処:民主労総全南本部]

「21世紀東北アジア物流ハブ港」の光陽港で、港湾労働者は55万ウォンの基本 給に月400時間の労働、整理解雇などに苦しんできたという。港湾労働者が労働 組合を設立して、光陽市庁とコンテナ管理公団、麗水地方海洋水産庁、労働部 麗水支庁などの関係機関に何度か労働基本権の問題を提起してきたが、会社側 の交渉拒否と機関の無応答で今回ストライキに入ることになった。

運輸労組空港港湾運送本部をはじめ、民主労総全南本部と麗水光陽港湾連帯会 議などが連帯し、今回の港湾労働者の全面ストライキは麗水-光陽地域労働界の 闘争になることを予告している。今晩6時30分には光陽港ホチスンターミナル前 で「港湾労働者全面ストライキ死守、公権力投入反対労働者決意大会」が開か れる予定だ。

民主労総全南本部は今日の事態に関連して「これらの事態の責任は雇用保障を 要求する労働者の正当な闘争を海上警察まで動員して弾圧する港湾悪質資本と、 光陽港初の全面ストライキ事態を傍観している関係機関にある」とし「ホチス ン/KIT支会、ドンソン港運支会、曳船支会労働者の最低限の労働基本権争奪の 要求が貫徹されなければ、決して全面ストライキ闘争の旗を下ろさない」とい う覚悟を伝えた。

[出処:民主労総全南本部]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-11-27 00:48:04 / Last modified on 2007-11-27 00:48:05 Copyright: Default

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