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権永吉、『民衆大会死守』市庁前で徹夜座り込み

「憲法が保障する集会の自由と民主主義を守る」

イ・ユノン記者 sisyphus@jinbo.net / 2007年11月10日20時24分

11月9日、政府が民衆大会を不許可として集会を源泉封鎖する通知をしている中 で、権永吉民主労働党大統領選候補は「憲法と民主主義を守る覚悟で集会場を 守る」として10日の午後3時からソウル市庁前で座り込みを始めた。

権永吉候補は「100万民衆大会は、盧武鉉政権と腐敗した保守政界の実情に怒る 国民が、自分たちの要求を吐露する自由で平和な大会だ」とし「民衆の自由な 意思表現さえ阻止しようとする試みは、民主主義の破壊であり憲法破壊行為」 と政府を糾弾した。

続いて「盧武鉉政権は、特定集団の利益、国民生活担保、法秩序紊乱行為など、 さまざまな悪宣伝を動員して大会の成功を阻止しようと血眼になっている」、 「今大会の要求案である韓米FTA反対、非正規職撤廃、反戦平和実現、国家保安 法廃止は、国民生活と国の運命に直結する問題」と主張した。

権永吉候補は「盧武鉉政権の失政をこれ以上座視できないという国民の正当な 叫びを、警察力を動員して防ごうとする苦闘は、国民の怒りを触発するだけ」 とし「国民の声を無視し、公権力を動員した暴力で遮ろうとしていた歴代政権 の末路がどうだったのか、政府ははっきり思い出せ」と警告した。

また権永吉候補は、△民衆大会不許可の方針撤回と平和な大会進行協力、△韓米 FTA反対意見放送広告許容、関連集会禁止行為中断、大統領と一対一討論の受諾、 △非正規悪法撤回と全面改正、△ザイトゥーンの即刻軍撤収と海外派兵中のすべ ての国軍の撤収、△三星秘密資金事件関連特別検事制の即刻導入を盧武鉉政権に 要請した。

11日まで続けられる権候補の徹夜座り込みには、ムン・ソンヒョン代表とチョ ン・ヨンセ議員団代表をはじめ、姜基甲議員、段炳浩議員、チェ・スニョン議 員、ヒョン・エジャ議員などの党指導部が賛同している。

「政府の暴力に屈することなく勇気と希望を持て」

[インタビュー]権永吉候補が労働者農民に伝えるメッセージ

▲徹夜座り込み突入に先立ち記者会見をしている権永吉候補

権永吉候補は11月10日に公約として打ち出した100万民衆大会を成功させるため に「集会が開かれる明日まで、市庁前で夜を明かして国民との約束を守る」と 話した。政府の源泉封鎖で上京が困難な労働者農民には「盧武鉉政権の陰謀と 策動と暴力に屈することなく切なる声を出すことを呼び掛ける」と伝えた。

-11日民衆大会を控えて徹夜座り込みに突入した理由は

憲法が保障する集会の自由を殺し、民主主義を殺す盧武鉉政権の暴挙に対抗す るためだ。100万民衆大会は、労働者と農民が道に出て自分の声をあげる大会だ。 盧武鉉政権は、労働者・農民・庶民の切実な声を聞くどころか公権力を動員し て大会を元から遮断しようとしている。これは過去の軍事独裁時期にもなかっ た事だ。

盧武鉉政権の指示の下に各地方に派遣された警察が家家を個別に訪問し、農民 が上京闘争できないようにあらゆる懐柔と脅迫をしている。農民が契約した貸 切りバスに圧力を加えて、キャンセルを強要している。貸切りバスのキャンセ ルの事例らが続いている。全国各地からソウルにこようとする労働者農民の足 が止まっている。国家が営業行為を妨害し、企業の自由な活動まで遮っている。

100万民衆大会組織を率いる私は、集会が開かれる明日までこの市庁の前で夜を 明かして国民との約束を守る。

-明日の上京闘争を準備中の労働者農民に伝えたい言葉は

盧武鉉政権の卑劣な陰謀と策動に揺れることなく、政権の暴力に屈することな く、切実な声を出してほしい。権永吉が100万民衆大会を組織したのだから、 権永吉が責任を取る。勇気と希望を持ってほしい。また、権永吉が労働者農民 と共に、新しい世の中を作ることに一層まい進することをお約束する。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-11-11 07:23:24 / Last modified on 2007-11-11 07:23:26 Copyright: Default

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