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「われわれはこうしなければみんな死ぬ」...「ストライキも仕事です」

プラント建設労組蔚山支部全面ストライキ出征式

蔚山労働ニュース www.nodongnews.or.kr / 2007年11月01日18時23分

全国プラント建設労働組合蔚山支部は11月1日午前10時、大和江河川敷で 全面ストライキ出征式を持った。

▲この日の出征式には約1200人の組合員と民主労総李錫行委員長、民主労働党蔚山市党キム・グァンシク委員長、民主労総蔚山地域本部イ・ヨンド首席副本部長などが参加した。

全国プラント建設労働組合蔚山支部のイ・ジョンファ支部長は「私たちにとっ て命のような団体協約を勝ち取り、組合員だという理由で現場から排除される 慣行をなくさなければならない。今回のストライキはこれまで私たちが苦労し て積み上げてきた名分ある闘争だ。マスコミ各社も私たちの正当性を伝えてい る。決死闘争の覚悟で指導部を信じ、最後の瞬間まで共に解決しよう」と主張 した。

民主労総の李錫行(イ・ソクヘン)委員長は「プラント建設労組蔚山支部の闘争 は重要な闘争だ。勤労基準法を守って団体協約を締結してくれという故チョン・ ヘジン烈士と同じ要求だ。民主労総委員長としての決断の時がきた。今日は、 プラント労働者だけのストライキだが、いつか80万労働者全体が仕事を止める だろう」と話した

全国プラント建設労働組合のユンガプ・インジェ委員長は「11月5日と6日に交 渉がある。5日は私たちが提出した団体協議案に対する回答を業者側が持ってく る。6日には賃金関連議論がある。組合員は、蔚山市民に被害を与えない合法的 なストライキを行う」とし「正当で素朴な労働者の要求事項を受け入れない専 門建設業者は会社を運営する資格がない」と声を高めた。

建設産業連盟のナム・グンヒョン委員長は「さらに強い組織のために私たちが 自らに喝を入れる時だ。SK資本が私たちの要求に無対応、無責任に反労働者的 態度に出てくれば、建設労組、建設機械分科、ダンプ連帯も連帯する。躊躇せ ず、確実な闘争をしよう」と力説した。

全面ストライキ宣布式に参加したプラント組合員は「私たちが望むのは、日曜 日...小さなこと、わずかなことだが聞き入れようとしないから...支部は静か に団体協約しようといったのに業者が逃げ出して嘘をつくからストライキをす ることになった」と話した。

午前6時から現場別出勤闘争をして全面ストライキ決意大会に出てきたというあ る組合員は「われわれはこれをしなければみんな死ぬ。子孫代々みな死にます」 と、全面ストライキに参加した心境を明らかにした。また「参加した仲間たち は息苦しい思いをしている。言うべき事を言うのが間違いか? 資本家とパク・ ミョンウと商工会議所、ここまできたら少し助けてくれなければ」と憤慨した。

また他の組合員は「ニューFCCの現場に4人1組、計100人余りのヘルメッをかぶっ たエスワン警備隊が配置され、警戒勤務をはじめてから10日ぐらいになるが、 数十年ノガダ(土方)をしてきたがこんな光景は初めて」と語調を高めた。

建設プラント労組蔚山支部のイム・スンチョル労働安全局長は「SKはサムソン 石油化学の警備もすべて集めて配置している。施設の保護がこの警備の役割で はなく、労働組合と対立関係の中で現場に警備隊を配置している」と説明した。

2005年のストライキの時に拘束され、今も執行猶予状態というある組合員は、 「今度はうまくやらなければならないが...交渉委員が上手になっているから、 われわれは団結している姿を見せるようにがんばりたい」といった。

ストライキが終われば巨済島の他の業者に仕事をしに行くというもう一人の組 合員は「このストライキうまくいって、臨時団体協議が争奪できたら良い。家 族もストライキを知っているので心配はしない。暮らせというのだから、これ (ストライキ)も一つの仕事なのだから」と話した。

SKで働くある組合員は「ストライキも仕事ですよ。ストライキするのが当然で しょう。今まで不当な待遇を受けてきたのだから」とし「昨日も私たちのパー トで7人がクビになり、近くのソンプンでも10人がクビになった。一ケ月単位で 勤労契約をしているが、今回解雇された人々は6か月以上働いていたし、ほとん どが組合員だ。現場で組合員を募集して、活発に活動していた組合員が解雇さ れた。解雇の理由は会社に応じなかったというのが会社の名分でしょう。ある 業者は一週間単位で勤労契約をするところもあって、再契約が出来なければま た雇用を探さなければならない」と現場の状況を伝えた。

建設プラント労組蔚山支部配管分会のある組合員は「今年は必ず団体協約を結 び、労働者が自主的に生きていけるようにしたい」という希望を語った。

建設プラント労組蔚山支部の組合員は、全面ストライキ宣布式を終えた後に 大和江弁を清掃した。

建設プラント労組蔚山支部のイム・スンチョル労働安全局長は「宣布式が終わっ て分会別分隊体系を作らなければならない。出てこない組合員を取りまとめて、 組織を再整備する時間をかける」とし「業者に組合員がいない」と言う専門建 設業者に対し、業者別に組合員を集めて抗議訪問をする」と今後の日程を明ら かにした。(イ・ナラ記者)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-11-08 03:17:13 / Last modified on 2007-11-08 03:17:14 Copyright: Default

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