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民主化運動家族、「ハジュングン暴力殺人」処罰を要求

遺家族協・民家協、 5日から大統領府前で1人デモ

チェイニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2006年09月05日17時04分

「われわれは長い間『アカの両親』として生きてきました。だが歴史は、われ われは『烈士のお父さん、お母さん』であることを証明しました。ハジュング ン烈士は、どのようにして死んだのですか? なぜ死んだのですか? 警察の暴力 によって死んだのなら、当然責任者を処罰し、国民と家族の前に謝罪しなけれ ばならないのではありませんか? ハジュングン烈士を死なせても、反省しない 政府は結局歴史の審判を受けるでしょう」

7月16日、警察の暴力により深い傷を負い、闘病の末8月1日に死亡した故ハジュ ングン浦項地域建設労組組合員について、全国民主災い運動遺族協議会(遺家 族協)と民主化実践家族運動協議会(民家協)の会員が事態の解決を促した。

5日から始まった「迅速な死因真相究明と暴力殺人鎮圧責任者処罰を要求する 大統領府前1人デモ」にカンギョンテ烈士の父親のカンミンジョ遺家族協会長 が出向いた。

カンミンジョ会長は「民主政府のために頑張らなければならない」という一念 で、盧武鉉大統領が候補だった時に盧武鉉選挙事務所で祖国統一委員長もした。 しかし「人権運動をしていた人が大統領になれば、民主化と統一が早まる」と 言う期待は徐々に失われた。

「兄弟が警察に命を奪われた... 李会昌ではだめだ、盧武鉉候補のために何か をしようと考えました。他の遺族も盧武鉉大統領にはかなり期待をしていまし た。後になってみると、在野出身大統領のほうが強く弾圧をするのです。人権 運動の属性をよく知っているので、どんな方法で押さえ付けると身動きができ なくなるのかを知っているのでしょう」

「ハジュングン烈士の死を反省しない権力は歴史の審判を受ける」

しばしば「軍事独裁時期のような」という形容詞がつく最近の労働運動弾圧に ついて、カンミンジョ会長は「軍事独裁の時でもこんなことはありませんでし た。遺家族協と国民は、今でも朴正煕の郷愁、日帝残滓が残る権力の中にある のです。恥もなく人々を犠牲し、権力を満喫しているようです」と話す。

カンミンジョ会長は「私が(集会)現場に行くと、警察は本当に無慈悲に殴り付 けます。ハジュングン烈士は何も手に持たず、正当な要求を持って道路に出て きました。ハジュングン烈士がどのようにして死んだのか、なぜ死んだのか、 深く反省しない権力は歴史に残り、審判を受けるでしょう」と話した。

遺家族協と民家協の会員は、大統領府前の1人デモを始めるにあたっての声明 で、「われわれは過去の独裁と権威主義政権時期を過ごし、民主化運動の過程 で国家の暴力により多くの家族を失った。加害者たちは常に自分たちの誤りを 隠そうとし、政権はこれを保護し、子供たちを二回殺した。真実糾明の過程が いかに苦しいか、われわれ遺家族協と民家協は経験を通してあまりにもよく知っ ている」と話した。

彼らは「子供を監獄に送り、命を失って勝ち取った民主主義社会で、故ハジュ ングン氏の死が明らかになり、このような事態を起こした責任者が処罰されな いのなら、われわれの子供たちの犠牲は無駄になってしまう。最高責任者であ る盧武鉉大統領が事態解決を決断することを要求し、子供の犠牲でもたらされ た民主化を守るために、大統領府前に立つ」と述べた。

遺家族協と民家協の大統領府前1人デモは15日まで続けられ、朴ジョンチョル 烈士の父親(7日)、李韓烈烈士の母親(8日)などが参加する。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-09-09 19:50:23 / Last modified on 2006-09-09 19:50:24 Copyright: Default

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