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「故ハジュングン建設労働者の冥福を祈ります」

民主労働党、 政府に責任要求

チョンヨンジン記者 jeremi20@jinbo.net / 2006年08月01日17時08分

「建設労働者たちの劣悪な労働条件を改善しようと努力された故ハジュングン 建設労働者の冥福を祈ります」

民主労働党は17日間の死闘の末に結局息をひきとった故ハジュングン建設労働 者の死亡の報せに接して声明を出した。

民主労働党は声明を通じて、故ハジュングン建設労働者の死の原因として、警 察の暴力と建設現場の不法多段階下請けなどの構造的な問題、政府の無能な放 置を指摘した。

特に「故チョンヨンチョル農民が他界して1年もたたず、警察の暴力鎮圧によ り再び死亡事件が起きた」とし、警察が「盾による攻撃の禁止、名札着用など、 警察の暴力鎮圧を根絶すると発表したのに暴力鎮圧は今も続いている」と嘆い た。

また「ここに数十年間の不法を放置して建設現場を死の現場にした政府は、使 用者の不法への処罰は無視して労働者の弾圧に余念がない」と批判、「例がな い政府の弾圧で、今年一年だけでもすでに建設労働者109人が拘束された」と 付け加えた。

また「今回の浦項建設労働者の闘争は、生活の崖っぷちに追い出された非正規 職労働者の状態をありのままに見せる象徴的な事件」とし、「多段階下請け 構造改善、産業安全改善、最小限労働基本権保障、元請の使用者性認定という 建設産業の根本的な問題点の改善なくしては、第2第3のハジュングンが発生せ ざるをえない」と話した。

民主労働党は「抑圧と搾取がある所には、必ず抵抗がある」とし、△政府は、 警察の暴力鎮圧によるハジュングン労働者の死亡についての真相を明らかにし、 遺族と国民の前に謝罪する、△殺人的暴力鎮圧の責任をとって警察庁長官は退 陣し、指揮していた慶北警察庁長官と鎮圧部隊長を処罰する、△労働弾圧を目 論んだ浦項製鉄、浦項市長、警察、マスコミは謝罪し、拘束収監された建設労 働者を即刻釈放する、△多段階下請け構造の改善、施工参加制の廃止、産業安 全の改善、週8時間労働の実現など、建設産業の構造的矛盾を解決する、△政 府は元請使用者性を認め、浦項製鉄は即刻事態解決に乗り出す、などを強く要 求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


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