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民主労総、連盟別循環ストに突入

10日から全教組・公務員労組を 皮切りに14日まで

チェイニ記者 flyhigh@jinbo.net

民主労総が10日から14日まで、循環ゼネストに突入した。民主労総は政府与党 とハンナラ党の合意による国会での非正規法案強行処理に警告をしている。 10日の記者会見でチョジュノ民主労総委員長は「民主労総は社会的二極化と 新自由主義時代に対抗し、新自由主義世界化反対と社会二極化解消に力を注ぐ」 と明らかにした。

また今回の循環ストについて「今回の循環ストライキは産業を打撃し、マヒさ せるといった影響を与えるより、民主労総組合員の正当な要求を伝えるための 闘争」と説明した。

民主労総循環ストの4大指針は、△国際的労働基準保障、△非正規労働者と産 別労組の労働基本権保障、△労使自治保障、△雇用安定保障だ。八大要求は、 △職権仲裁条項廃止と緊急調整制も要件強化、△公務員教授教師労働三権保障/ 特殊雇用労働者の労働三権保障、△産別交渉保障と産別協約制度化、△複数 労組下での自主的交渉保障、△損賠仮差押さえおよび業務妨害罪適用禁止、 △非正規労働者の労働三権保障、△専従者賃金支給禁止条項廃止、 △雇用安定保障だ。

民主労総の循環スト方針により、10日にストライキに突入した全国教職員労働 組合(全教組)と全国公務員労組はそれぞれ声明を発表して積極的に参加する意 向を明らかにした。特に全教組は、4月10日から21日まで非正規職法案につい ての授業を実施する方針だ。

全教組は声明書で「非正規職の問題は、教育の不平等、社会の二極化をそっく り相続する。決して子供たちの現在と未来に無関係ではない」と非正規職共同 授業の理由を明らかにし、「また入試競争撤廃と教育公共性確保のための根本 的な代案として用意した『公教育改編』の一軸に労働人権教育過程を入れ、 これからの世代に真の『労働の価値』を教える中長期的計画を用意する」と 明言した。

公務員労組も声明で「政府が総額人件費制により公共部門の私有化を加速させ、 公務員の非正規職化を急速に拡大し、教育と医療を塾などの個人的な教育と非 公的保険に任せ、公務員労働者の生活をさらに疲弊させており、労使関係ロー ドマップの毒素条項をあらかじめ公務員労組特別法に入れ、強い抵抗に直面し ている」とし、「今回のストライキ闘争では、ストライキの正当性についての 組合員教育から始め、対国民宣伝戦を強化して地域本部別民主労総集会に積極 的に参加する」と明らかにした。

民主労総は10日の全教組、公務員労組、教授労組、非正規教授労組、大学労組、 言論労組のストライキを皮切りに、毎日各連盟別の循環ストライキを実施し、 法司委が予定されている14日には金属連盟の全面ストを実施する計画だ。

2006年04月10日13時20分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


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