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釜山地下鉄切符販売解雇労働者、雇用継承を要求して野宿闘争を開始

集団解雇されて200日、 雇用継承闘争9か月、 テント座り込み118日

チョンヨヌ記者 adsjyw@jinbo.net

解雇労働者が野宿闘争をしているアイオンシティ内に警察が配置され出入が不自由だ

地下鉄の無人化で集団解雇されてから200日をむかえる釜山地下鉄キップ売場 の非正規職解雇労働者が、雇用継承を要求してホナムシク釜山市長選挙準備事 務所がある西面アイオンシティ前で無期限の野宿闘争を始めた。

これらの解雇労働者は29日、選挙準備事務所がある建物の前で寒さにもかかわ らず野宿闘争を始めるのは、ホナムシク市長に会うことができる釜山市庁と選 挙準備事務所のすべての通路を遮断されたためだ。 実際、この日、ホナムシ ク選挙準備事務所があるアイオンシティ・ビルの前には起動隊が配置され、出 入が制限されていた。

集団解雇されて200日、雇用継承闘争9月、テント座り込み118日目
解雇労働者、雇用継承を要求してホナムシク市長選挙事務所前で野宿闘争を開始

釜山地下鉄の非正規職キップ売場解雇労働者は、昨年の9月、釜山交通公社か ら集団解雇され、現在は23人だけが残り地下鉄での雇用継承を要求している。 釜山市庁前のテント籠城も、今日で118日になるが、釜山市と釜山交通公社は 解雇労働者に雇用の斡旋を提示するだけだ。

特に3月17日には、釜山市と警察が雇用継承を要求してテント籠城をしている 釜山地下鉄キップ売場解雇労働者の市庁にあるトイレの利用を妨害し、これに 抗議した女性解雇労働者2人が失神して4名が負傷するという事件が起きた。

この日、釜山地下鉄キップ売場解雇労働者現場委員会のイデギョン首席は「ホ ナムシク市長は釜山の青年失業を解消すると言っているが、むしろ私たち若者 を通りに追い出した」とし、「赤字を解消すると言ってキップ売場を閉鎖した 地下鉄無人化政策は、まさに不正乗客の急増で非正規切符販売にかかる人件費 の何倍も多くの損失を発生させた」と伝えた。

釜山地下鉄切符販売解雇労働者がホナムシク釜山市長選挙準備事務所がある西面アイオンシティ前で野宿闘争を始めた。

イデギョン首席(写真右側)と共に解雇労働者が首に雇用継承と書かれた刀を差してアイオンシティ前に座っている

「ホ市長、労働者の切迫した要求が目に入らないのか」

イデギョン首席はまた「何度も言うが、私たちが市と公社が提示した就業斡旋 を選択していれば、労組を結成することもなかった」とし「われわれは非正規 職に恨を抱き、こうして道に出てきた」と伝えた。

ある解雇労働者は「公社は100人の若者をごっそり首を切ると言った日からか、 700人の老人を大挙投入した」とし「これらすべてが明らかにキップ売場閉鎖 による問題点を自らが認める形だ」と指摘した。

民主労総釜山本部もこの日、『ホ市長、本当に市長の資格はない! 釜山地下鉄 切符販売非正規解雇労働者の野宿座り込み開始に際して』という声明を通じて 「公務員を随行秘書として、官用車を私的用途に使いながら、それが慣例だと 弁解するホ市長。夫人の安全と危機のために市民の税金を流用しても慣例だと いう市長だから、労働者の切迫した要求が目に入らないのか?」とホナムシク 市長を強く批判した。

一方、野宿闘争が行われている西面アイオンシティ前では野宿闘争団と連帯に する『雇用継承のためのキャンドル文化祭』も29日の午後7時を皮切りに、 月曜日から金曜日まで毎晩開催される予定だ。

チョンヨヌ氏はチャムセサン釜山慶南地域記者で活動している。

2006年03月29日21時46分


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