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「やはり三星は違う。生命が特別なことか」

貨物連帯指針、 29日までに光州に集結せよ

呉ドヨプ記者 odol@jinbo.net

貨物連帯が光州で全面ストを決め、2人が鉄塔で高空籠城を始めて4時間語に鉄 塔座り込み者が連行された。朝鮮大に集まった貨物連帯組合員に高空籠城者連 行の知らせが伝えられると、一様に口から溢れでた声は「やはり三星資本は違 う」だった。

朝鮮大座込み場

釜山から来た貨物労働者は「今、昌原でも亀尾でも高空籠城をしているという。 亀尾は二十日以上だ。三星を相手にした高空籠城は半日も粘れずに引きずり降 ろされた。やはり三星資本は違うようだ」。

やはり三星は違う/クレーンを動員して、鎮圧/貨物連帯

高空籠城が始まり、安全に対する十分な対策をたてる時間も持たずに高空籠城 者を連行する過程を見た光州地域貨物労働者は、怒りを隠せなかった。「三星 の力がいくら強くても、こんなに簡単に警察を動員して鎮圧をするとは思わな かった。50メートル上空に命がけで上がったのに、どうしてこんな短時間に 鎮圧を考えたのか理解できない。警察ヘリコプターとクレーンを動員して、こ れほど簡単に終わるとは思わなかった。労働者の生命が特別なものなのかと 考えながら、ただ利益の追求に目がくらんだ資本と警察の鎮圧に怒り、みじめ さを感じた」。

高空籠城を鎮圧を終えるとすぐ鍵の修理技術者を動員し、工団に止っているト ラックを牽引した。だが警察は工団に止められた貨物車両がとても多く、鍵 技術者を探すのも容易ではないため、道路を整理するにはかなりの時間がかかる ものと予想される。

安全対策の時間もなく鎮圧

3月28日に光州で全面ストを決めた組合員1000人は朝鮮大に集まり始めた。 今日は特に日程もなく座込み場を作る作業をしている。

チャンウォンソク貨物連帯政策部長は、「今日、全国の貨物労働者に対して光 州に集結しろという指針を下した。昨日、4月3日の釜山集結決定のために今日 は仕事に出た組合員もいる。明日には光州への集結は終わるだろう」という。

光州に集結せよ

チャンウォンソク貨物連帯政策部長

また、「命を担保とする高空籠城だけでも軽く見る三星との戦いで、今後の闘 争はさらに強力で、さらに広い闘争になるのではないだろうか」と展望し、 具体的日程は代表者会議で決定する予定で、まだ決定事項はないという。

午後4時30分の記者会見で、貨物連帯は「巨大資本三星が再下請け運輸会社に 過ぎない極東コンテナを押し出して記者会見をするのを見て、笑いを隠せなかっ た」とし、「また、極東の記者会見の内容で、解雇者51人の1/3だけを選別復 職させるというのは、この問題を対話で解く意志がないものと考えられる」と し、「少なくとも三星側が社会的責任を取ることを望む」として、極東コンテ ナの記者会見に対する論評を発表した。

2006年03月28日18時12分

原文

翻訳/文責:安田(ゆ)


Created byStaff. Created on 2006-03-29 18:48:49 / Last modified on 2006-03-29 18:48:50 Copyright: Default

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