釜山、現代車労組など13事業場から3千人ゼネスト集会

民主労総釜山、 西面でゼネスト闘争決意大会開催

チョンヨヌ記者 adsjyw＠jinbo.net

民主労総釜山本部は28日午後3時西面ジュディス テファデパートの前で『非正規法案野合強行処理阻止ゼネスト闘争決意大会』を開催した。

ヨルリンウリ党とハンナラ党が非正規法案を27日の国会環境労働委で強行処理 した中、釜山では現代自動車労組、起亜自動車労組、金属労組韓進重工業支会、 大宇精密支会など13の事業場からの3千人あまりが28日午後1時からゼネスト に突入した。

民主労総釜山本部は28日午後3時、西面ジュディステファデパートの前でおよ そ1500人の組合員の参加したで『非正規法案野合強行処理阻止ゼネスト闘争決 意大会』を開催し、大会後蓮堤区蓮山洞のヨルリンウリ党釜山市党までデモ行 進を行った。

この日、民主労総釜山本部はゼネストで社会二極化を解消しようと述べ、むし ろ非正規職を量産する法を作ろうとしている保守両党を強く糾弾した。△期間 制使用理由制限、△派遣法撤廃および不法派遣雇用擬制、△特殊雇用職労働者 性認定、労働三権保障、△派遣先使用者の責任の認定という要求を掲げた。

『非正規法案野合強行処理ゼネスト闘争決意大会』で民主労総釜山本部のチェ ヨングク本部長は「容易ではない条件にもかかわらず、釜山で責任をとって、 さらに大きな闘争に引っ張っていく」と伝えた後、民主労総委員長の代わりに 大会発言を朗読した。

民主労総釜山本部のヒョンジョンギル事務局長は「貧富の格差をさらに拡大す る非正規法案は許せない」とし「非正規職を拡散する改革案を撤回しろ」と 伝えた。

大会後民主労総組合員がヨルリンウリ党釜山市党までデモ行進している。

続いて民主労働党釜山市党のキムソクチュン委員長は「長い話はしない」とし、 「今日の新聞を見れば、『非正規職で2年過ぎれば正規職になる』と解釈して いる。ところが果たして2年契約の後、正規職に雇用する資本家が韓国にいる のか?」と反問した。

キムソクチュン委員長は「97年、1年の任期を残した金泳三前大統領は、労働 法をかっぱらい通過させて植物大統領になった」とし「ところが盧武鉉大統領 も、5年の任期はとても長いといいながら、2年の任期を残して非正規法案を通 過させ、植物帯統領になった。今、自ら退陣させなければならない」と声を高 めた。

少し送れて金属労組釜山ヤンサン支部長は「民主労総80万組合員が現場を止め、 かっぱらい通過した法案が廃棄されるまで共に闘争しよう」と伝えた。

大会後、組合員は雨が降る中で西面で蓮堤区のヨルリンウリ党釜山市党までデ モ行進をした。一方、警察はヨルリンウリ党釜山市党党事務所前を戦闘警察の バス2台で遮り、機動警察を配置したが、整理集会を望む組合員の抗議で党事 務所前の兵力を後に下がらせた。

民主労総釜山本部は今後3月1日、2日の二日間、ゼネスト決意大会を開催する 予定で、釜山地域市内の主な拠点でも宣伝戦を進める予定だ。

チョンヨヌ様はチャムセサン釜山慶南地域記者で活動している。

2006年02月28日18時02分

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容（仮訳）に従います。