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鉄道ストは予定通りに進行

鉄道労使交渉進行したが 特別な成果なく

イコンマム記者 iliberty@jinbo.net

公社側「共感するが合意文案は難しい」と既存の立場を反復

鉄道労組のストライキは予定通りに進められるものと見られる。鉄道労使は、 ゼネストを控えて交渉を継続したが、特別な成果を出せない状況だ。

鉄道労組のストライキ一日前の27日午後2時、鉄道労使は13回目の本交渉を行っ た。交渉代表発言でキムヨンフン鉄道労組委員長は「時間が迫っているので実 質的な交渉に臨むように」と要請し、鉄道公社の李哲社長は「社会的影響を防 ぐために最善を尽くす」と話した。

本交渉の間、使用側は終始「共感する面は多いが社会的条件が成熟しておらず、 合意文案は難しい」という既存の立場を繰り返している状況だ。今回の交渉で 使用側は『労組専任者縮小案』を提案するなど、交渉状況をさらに困難なもの にしている。13回交渉は、深夜12時過ぎまで続けられたが合意案は導き出せず、 28日午前10時にまた交渉が進められる予定だ。

キムヨンフン委員長、「公共性か商業化か、岐路に立っている」

鉄道労組はストライキの日程を予定通りに進めている。28日、鉄道労組は委員 長談話で「われわれは、鉄道の商業化に反対し、公共性を守り抜くか、さもな くば彼らの利益追求の場として鉄道をさし出すかという重大な岐路に立った。 また自己救済策という美名の下で、鉄道労働者を搾取する構造調整を防ぐのか、 放っておくのかに立っている」と述べ、ストライキの準備に万全を期すること を訴えた。

続いて政府が『解雇者復職要求』をすれば不法ストライキだと明らかにしてい る状況で、キムヨンフン鉄道労組委員長は「政府も自身の政策失敗を認めたの に、その過程で犠牲になった同志を復職させないという公社側の論理にわれわ れは同意できない」とし、解雇者復職問題を最後まで要求することを明らかに した。また、KTX女性乗務員の雇用安定と正規職化を繰り返し強調した。

キムヨンフン委員長は「ストライキまで時間はいくらも残っていない」とし、 「地方本部と支部争対委の指針に従って、一人の落伍者もなくストライキ前夜 祭の場所に移動するように」と述べた。鉄道労組は28日夕方、5つの地域(ソウル、 釜山、栄州、大田、順天)でゼネスト出征式を開催する予定だ。

2006年02月28日11時40分

原文

翻訳/文責:安田(ゆ)


Created byStaff. Created on 2006-02-28 23:28:06 / Last modified on 2006-05-20 05:14:16 Copyright: Default

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