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29日の大会は、全国8ケ所での集中集会として進行

ソウルに上京する農民を警察が阻止、 あちこちで抗議

ラ・ウニョン記者 hallola@jinbo.net / 2006年11月29日10時56分

29日午後、韓米FTA阻止汎国民運動本部(汎国本)は「労働基本権争奪、社会二 極化解消、不動産投機根絶、BSE牛肉輸入中断」を要求する韓米FTA阻止汎国民 第2次総決起大会を開く。

首都圏と忠清道、江原道地域はソウルに集中し、その他の光州全南(光州)、全 北(全州)、大邱慶北(大邱)、釜山、蔚山、慶南(馬山)、済州など8か所で集会 が開かれる予定だ。農民たちはソウルに集中、上京集会を行う。

汎国本は「政府と警察の弾圧に屈することなく、われわれの正当な意思を平和 に提起していく」と述べ、この日の大会への強い意志を表明した。ソウル大会 は、国会の非正規法案処理の企みと連動し、各地に分散する形で進められるも のと見られる。

ソウルに集中、上京する農民は事前大会で2時にソウル駅前で「農協改革と 韓米FTA阻止のための農畜水産民決意大会」を行う。

農水畜産非常対策委員会は「集会は平和かつ合法的な大会として開かれるので、 警察は憲法で保障されたデモを保障するように」と要求したが、「警察はつい に要求を握りつぶして集会を許可しなかった」と強調、「不動産投機は捕まえ ず、無力な農民だけをひっ捕まえる盧武鉉政権を審判しよう」というスローガ ンを掲げてこの日の集会を進める計画だ。

しかし大会に参加するために上京する参加者の移動そのものを警官たちが防い でいるため、問題になっている。

警察は22日の第1次大会の後、全農と韓国農業連などの主要農民団体の市郡代 表者と幹部に密着同行、住居監視をしたり、さらに光州全南地域では全農一般 会員の家の前まで警官が警備に立ち、集会の参加そのものを妨害しているとい う。

行事当日の29日午前7時30分頃、大邱達西区のドゥリュ公園では大邱慶北建設 労組組合員がバスで上京しようとしたが、警察に遮断されて全員帰宅した。同 時刻には慶南、金海、梁山、大層、咸安、晋州、宜寧などからも上京しようと していた農民が警察の妨害で上京を阻止された。

午前8時頃、慶北の農民が貨物車と自家用車でソウルに向かおうとしたが、慶 北、安東農業人会館前など3ケ所で遮られた。江原と全北でも上京車両が警察 に阻止された。第2次総決起本大会場所に予定されているソウル市庁前も同じ く警察車両により源泉封鎖された状況だ。

警察はこの日の明け方から全国1252個所に戦闘警察383中隊と警察官13555人を 配置し、農民と労働者の上京を防いでいる。

一方、警察は22日の韓米FTA阻止第1次国民総決起大会について、集会主催側の 執行部108人と参加者106人、計214人に捜査を行っている。28日にはパク・ソ グン汎国本執行委員長、チュ・ジェジュン共同状況室長など汎国本執行部42人 の逮捕令状を取り、検挙専門担当班を組み合わせて身柄の確保を始めたという。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-11-30 04:58:50 / Last modified on 2006-11-30 04:58:50 Copyright: Default

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