本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:「新しい状況は無意味、ただゼネストだけ」
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1164219646810St...
Status: published
View


「新しい状況は無意味、ただゼネストだけ」

ソウル地域鉄道労働者約5千人が 「3次総力決意大会」を開催

イ・ユノン記者/ 2006年11月22日14時57分

「06賃闘勝利」と書かれた黄色い立て札を持ち上げて見せる集会参加者。

運輸産別建設可決と争議行為総投票可決で、鉄道労働者のゼネストが勢いを加 えている中、ソウル地域の鉄道労働者約5千人が22日午後12時頃にソウル駅広場 で「ソウル地域鉄道労働者3次総力決意大会」(決意大会)を開いた。

「06賃闘(賃金闘争)勝利」と書かれた黄色いプラカードを持った集会参加者は、 △2006年賃闘勝利と構造調整阻止、△解雇者復帰および合意履行、△KTX闘争 勝利、△損賠仮差押さえ撤回、△労使関係ロードマップ阻止、△韓米FTA阻止 を主張した。この日の決意大会では、総力闘争に決意を新たにするためにパク・ ソンス鉄道労組首席副本部長、カン・ギョンミン鉄道労組九老乗務支部長、チョ ン・チャンシク ソウル機関車支部長の削髪式が進められることもした。

決意式での鉄道労組支部長代表3人の削髪式。左からチョン・チャンシク ソウル機関車支部長、カン・ギョンミン九老乗務支部長、パク・ソンス首席副本部長。

キム・ヨンフン全国鉄道労組中央争議対策委員会委員長は大会発言で「使用側 との最後の交渉期間を22日19時に決めた」とし「既存の合意が守られない状況 では新しい状況は無意味であり、労働者の選択はゼネストと総力闘争だけ」と 声を高めた。

解雇労働者復職問題に関して、キム・ヨンフン委員長は「時間が重要ではなく、 決断が必要な時だ」と力説した後「解雇労働者が労使関係を離れて、人間とし て、同僚として何の条件もなく、鉄道と鉄道家族のために犠牲になったように、 福祉も何の条件もなく行われるべきだ」と強調した。

続いてキム・ヨンフン委員長は「最後の交渉で骨を埋めるという覚悟で、必ず 勝利で報いる」と語り、参加者らと共に「鉄道労働者の総団結で06賃闘に勝利 しよう」というシュプレヒコールをあげた。今後鉄道労組は23、25、27日に組 合員総会と4時間部分ストに入る予定で、29日には全国的な集会を計画中だ。

一方、20日から行っている交代勤務者の休日勤務拒否闘争は今週末に集中的に 展開する予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-11-23 03:20:46 / Last modified on 2006-11-23 03:20:48 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について