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「私たちが退けば、民衆は崖に落ちる」

[事前大会] 12日ソウル駅、公共労働者決意大会

キムサムグォン記者 quanny@jinbo.net / 2006年11月12日15時35分

全国労働者大会に先立ち、公共部門労働者の事前決意大会が12日午後1時、ソ ウル駅広場で開かれた。この日の決意大会には全国公共運輸社会サービス労働 組合連盟(公共連盟)、全国公務員労働組合(公務員労組)、全国教授労働組合、 全国教職員労働組合(全教組)組合員3千余人が参加した。

大会発言をしたヤンギョンギュ公共連盟委員長は「公共部門を私有化しようと する権力と資本の刃が公共部門労働者を狙っている」とし「これは逆に公共労 働者たちがこれに対抗して立ち上がれば、民衆は公共性を取り戻せる」と声を 高めた。

続いてヤンギョンギュ委員長は今回の11月ゼネストに言及して「公共労働者が 今回の闘争を傍観していれば、絶対に勝利できない闘争」とし「今日からぜひ 11月ゼネストを編み出そう」と参加者を促した。

最近の政府の激しい弾圧を受けているイ・チャンハ全国公務員労組大邱慶北本 部長は「この政権は、まるで公務員労働者を袋叩するように弾圧しているが、 われわれが退けばわれわれの後にいる民衆は崖に落ちる」と話した。彼は続い て「もし公務員労働者が政府が推進するFTA、労使関係ロードマップなどに賛 成し、頭を下げれば、来年から賃金は若干上がれるかも知れない」とし「だが 公務員労働者は再び政権の下手人に戻ることはできない」と決意を新たにした。

続いて闘争発言をしたチャサンチョル全教組首席副委員長は、最近政府が導入 しようとしている差別成果制と教員評価制などに対して「新自由主義的教育政 策推進で教育不平等が深刻化し、沸き上がる民衆の不満を教師に押し付け、政 府の責任を隠そうとしているに過ぎない」とし「教員評価制などは教師と子供 たち、そして教師の間の人格的関係を破綻させる」と指摘した。

この日の決意大会参加者は決議文で「公務員労組への弾圧、教員評価という名 目で形成される教師労働者弾圧、必須共益事業場拡大による労働三権の無力化、 各種の年金改悪など、政権と資本の弾圧がますます強まる」とし、現在公共労 働者が直面している状況を指摘した後「これを阻止するための下半期ゼネスト 闘争をその先頭で行う」と明らかにした。

彼らは続いて△差別成果給/教員評価廃棄、△教育公共性強化、△教授労組合 法化、△必須共益事業場指定制度完全撤廃、△公務員労組死守/労働三権争奪、 △水私有化/総額人件費制/差別成果給制/公務員年金改悪阻止、を要求て 「新自由主義政策粉砕のための闘争に立ち上がろう」と決意した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-11-15 12:50:20 / Last modified on 2006-11-15 12:50:21 Copyright: Default

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