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「労働者の心臓を守るゼネスト」

保健医療労組、 87人集団削髪でゼネストを宣言

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2006年11月08日20時55分

ホンミョンオク、「労働者の心臓である労働法を守るために」

9月11日、韓国労総の合意で立法発議された労使関係ロードマップに代表的な 改悪案である必須共益事業場への代替人材投入、必須共益事業場拡大などで直 撃弾を受けた保健医療労組が、87人の集団削髪でゼネストを宣言した。

8日、保健医療労組は国会前で700人あまりの幹部と組合員を集めて「総力闘争 決意大会」を開き、△労使関係ロードマップ廃棄、△労働基本権争奪、△非正 規改悪法案廃棄、△韓米FTA阻止、△無償医療実現、△嶺南大医療院民主労組 死守を要求した。

イジョンウォン記者

ホンミョンオク保健医療労組委員長は大会発言で「核兵器よりも恐ろしいのが 9.11野合だ」とし「逆におかしくなっていく政権の労働法改悪を防ぐために、 労働者の心臓である労働法を守るために最後まで闘争しよう」と訴えた。続い てこの日の集団削髪闘争についてホンミョンオク委員長は「全泰壹烈士の闘争 で労働者の生が変わった。非正規職労働者は死で韓国の良心をゆり起こしてい る」とし「われわれの削髪は、世の中を変える闘争の開始だ」と決意を明らか にした。

チョ・ジュノ民主労総委員長も激励の辞で「われわれはもう退く所がない」と し「今、国を売り、労働者をみな殺す盧武鉉大統領を絶対に許さない。ゼネス トでその代価を払わせる」と声を高めた。

この日の集会には韓国労総の野合に反対し、保健医療労組との連帯闘争のため に韓国労総に所属する延世大医療院労組が共に参加した。96日間、使用側の暴 力蛮行に対抗して、闘争をしている嶺南大医療院支部も参加した。

イジョンウォン記者

イジョンウォン記者

保健医療労組、87人集団削髪

集会は87人の幹部、支部長たちの集団削髪で終わった。集団削髪をした支部長 たちは「髪の毛が元通りになる前に労働法改悪を必ず防ぐ」と決意を明らかに した。

保健医療労組は決議文で「この19年の歴史の中で、悪辣な試練と抑圧、弾圧を 突き破り、旧時代的な悪法である職権仲裁撤廃闘争を繰り広げたわれわれは、 労働三権争奪を叫んだその切なる心情でまた闘争に乗り出した」とし「労使関 係ロードマップが国会を通過すれば、使用側の不誠実交渉と交渉懈怠、労組弾 圧の狂風はさらに強まる」と明らかにした。

続いて「指導部の削髪式を始め、決死の闘争に立ち上がる」とし「労働の未来 を切り開き、保健医療労組の希望を勝ち取り、国民の健康権を実現するために、 下半期闘争勝利のための決死抗戦の覚悟を固める」と宣言した。

保健医療労組幹部は「髪が伸びる前に労働法改悪を防ぐ」と決意した。/イジョンウォン記者

一方、保健医療労組は8〜9日、2日間の総力闘争を進める。8日午前10時30分に 国会で進められた労使関係ロードマップ関連大討論会で始まった日程は、9日 の11時、光化門での決意大会を最後に終わる予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-11-15 00:43:56 / Last modified on 2006-11-15 00:43:57 Copyright: Default

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