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東亜大医療院、一方的に交渉決裂および民事・刑事上責任を労組に通知

東亜大医療院労組、 「民主労組死守のために決死の闘争」

チョンヨヌ記者 adsjyw@jinbo.net / 2006年09月18日16時09分

9日午後東亜大医療院労組組合員がストライキ場の医療院1階ロビーで発言をしている姿/チャムセサン資料写真

釜山東亜大医療院労組が使用側による一方的な交渉決裂、民事・刑事上の責任通知 に強く反発した。

東亜大医療院労組は去る8日、暫定合意を前に医療院側が「非正規職の正規職化」 に関する合意を翻意したことで、全面ストに入った。

東亜大医療院使用側幹部、電話で「交渉決裂および民事・刑事上の責任および懲戒」を通知

公共連盟医療連帯労組東亜大医療院分会は18日、報道資料を通じて「労働組合 を抹殺しようとする意図を明確に表わす東亜大医療院を強く糾弾し、今後は 民主労組を死守するために決死の闘争をする」と明らかにした。

東亜大医療院労組はその根拠として、17日の午後9時45分頃、医療院のある幹 部が労組のストライキ対策本部状況室長に電話をかけて「今回のストライキに 対する民事・刑事上責任を問う。解雇および懲戒する」とし「特に組合幹部と 積極的な加担者は、必ずその責任を問う。これ以上労組とは交渉しない」と 一方的に通知をしてきたと明らかにした。

これまで東亜大医療院労組は、17日まで続けられてきた使用側との実務交渉で、 △非正規職の正規職化、△交代勤務者勤務条件改善などの団体協約の要求で 意見が接近したが、懲戒範囲については互いに妥協点が見つかっていないとい う。

労組、「使用側は労組抹殺の意図を明確に表わした」

9日東亜大医療院使用側職員らがストライキ座込み場侵奪後に院務科カウンターで暴れている/東亜大医療院労組

労組によれば、使用側は労働組合幹部と代議員も懲戒する姿勢だが、労組は労 働組合幹部までは懲戒を受け入れるという立場。これに先立ち、東亜大医療院 側は11日にイジャンウ医療連帯労組委員長、ソクビョンス東亜大医療院労組分 会長など、32人の労組幹部を業務妨害で管轄警察署に告訴した。

労組は報道資料を通して「東亜大医療院使用側が突然電話で交渉中断を宣言し、 『解雇および懲戒、損賠仮差押さえ』等に言及したのは、労働組合の妥結の努 力に冷水を浴びせ、この機会に労働組合を抹殺する意図を明確に表わしたもの」 と伝えた。

特に労組は「使用側は、これまでの不法行為を反省するどころか、すでに死亡 宣告が下された職権仲裁に期待にして不法ストライキと言い、幹部と代議員32 人を告訴告発して公権力投入を要請する一方、平和な座込み場を暴力的に侵奪、 妊婦にまで暴行した」という前置きの後「ついに昨日、交渉中断宣言と共にス トライキ参加組合員への解雇および懲戒、損害賠償請求および仮差押さえ、民 事・刑事上の責任を通知したことについて、東亜大医療院分会は怒りを禁じえ ない」と怒った。

労組、強力闘争を決意、労組幹部断髪式進行

労組はまた「東亜大医療院使用側の意図は明確だ。職権仲裁に甘えて交渉を回 避し、ストライキを長期化させ、告訴告発、損害請求、解雇、懲戒などで労組 を完全に無力化させようとしている」とし「医療連帯労組東亜大医療院分会は、 今後、労働組合が動員できるすべての手段と方法を動員し、東亜大医療院使用 側の労組弾圧を粉砕、民主労組を死守するために最後まで闘う」と明言した。

一方、東亜大医療院労組は18日、使用側の労組粉砕への強力な闘争の一環とし て、チョンギョンウォン東亜大医療院分会指導委員をはじめ4人の男性幹部の 断髪式を行った。また19日にはチョンヘジョン東亜大医療院分会指導委員など の女性幹部の断髪式も行い、強力な闘争の意志を明言する予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-09-19 00:51:10 / Last modified on 2006-09-19 00:51:12 Copyright: Default

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