社会保険労組、ストライキに突入

21日午前9時一斉にストライキ… 全国230支部5、300人あまり参加、賃金引上げ要求

健康保険公団社会保険労組(委員長キムフンス)が予定通り、 21日の午前9時を期して一斉にストライキに入った。

労組は全国11地域本部の230支部から5300人あまりの組合員がストライキに参加していると明らかにし、 労組と公団の双方は「国民に不便を与える程、業務に大きな支障はない」と話した。

*写真提供=社会保険労組*

午前9時を期して全面ストライキに入った労組はこの日の午前11時、 公団本部前でソウル・京仁本部組合員1300人あまりの参加で 「2005年賃闘勝利と労働弾圧粉砕のためのゼネスト決議大会」(写真)を開いた。 各地域本部もこの日の午後から公団地域本部前でストライキ集会を開いており、 22日から30日まで各地域本部別に循環ストライキを行う予定だ。

社会保険労組ストライキに対して健康保険公団は 「労組は総額基準25.97%の値上げを要求している」とし 「これは政府が承認した総額比2.8%引上げ率を9倍も超過し、 公団は現実的にとうてい受け入れられない」と述べた。

これに対して労組は「公団が主張する25.97%は各種の手当てを含むもので、 すべての手当てを最高値で受けた時の数値」とし 「各種の手当ては全組合員に一律的に適用されるのではなく、 労組が修正提示した賃金引上げ案は総額比8.44%」だと反駁した。

なお、労組はこの日、公団に交渉を要請したものの公団側は ストライキを撤回しなければ交渉に応じないという立場と言う。 労組のストライキに対しても、休業無賃金原則を適用すると明らかにした。 しかし、労組は「組合員等の決然とした意志で不労無賃金を甘受しても、 われわれの要求が貫徹されるまでストライキを持続する」と述べた。

イムジヒェ記者 sagesse@labortoday.co.kr

2005-03-21 午後4:07:54入力 (C)毎日労働ニュース

原文

翻訳/文責:安田(ゆ)